
『虹の橋』伝説
伝説によると、私たちが愛した動物たちが現世に別れを告げると、最後の力を振りしぼって『虹の橋(レインボーブリッジ)』を渡ります。
この橋の向こう側には、仲間たちと走ったり、遊んだり、無邪気に楽しむことができる牧草地や丘など、全ての生き物が心地よく過ごせる広大な土地がそこにあり・・・そして、豊富な食べ物、水、太陽の光があると言われています。
さらに伝説によると、生前に病気、事故、または重篤なケガで苦しい思いをした動物たちは完全に回復し、喜びにあふれているそうです。ただし時々、飼い主のことを思い出して感傷的になることもありますが、私たちが愛した動物たちはとても幸せな来世を過ごしています。
そして、いつか私たちが虹の橋を渡るその日が来るとき、かつて愛した動物たちはそこで私たちに会ったとたん、喜びの声をあげてキスの嵐を浴びせ、その後は二度と離れることはないでしょう・・・
ポポと申します。母も私も毎回アトラスラジオを楽しく拝聴しております。
不思議な話として送るか、アニマルクラブへ送るか悩みましたが母と相談してアニマルクラブへ投稿することとしました。
お読みいただければ幸いです。
アニマルクラブを聞いていて思い出しのですが・・・30年以上前、私が6、7歳の頃の話です。私は母と離れ、祖父母の家で暮らしておりました。
祖父はいつも私を色んな所に連れて行ってくれ、とてもかわいがってくれていました。よく連れって行ってもらう先に、小さな商店をやっている祖父の妹さんの家があり、色のキレイな可愛い手乗りインコを飼っていたのがうらやましくて祖父に「鳥を飼いたい」とねだりました。
数日後、祖父は【ウズラを3羽】買って帰ってきました。キレイなインコを期待していた子供の私は地味なウズラに正直がっかりしたのを覚えています。
祖父母の家は築100年近い古民家で家の中に井戸場があり、井戸場の前にはお風呂がありました。井戸場とお風呂場の間でウズラを飼っていたので、ウズラが金属のかごの中を動き回る「カタカタカタ」という音を聞きながらいつもお風呂に入っていました。
数年後にはウズラは3羽とも死んでしまいましたが、死んだ後も数年間、私がお風呂に入っていると時々ウズラが金属のかごを動き回る「カタカタカタ」という足音が聞こえていました。
その時は怖いとも、不思議にも思わず「まだ家にいるんだなぁ~」とお風呂に入っていた思い出があります。
今は別の場所にお風呂を設置したので私はそのお風呂を使うこともなくなり、井戸場に足を踏み入れることも少なくなくなり、音もいつの間にかしなくなりました。
「そんなに可愛がってあげた記憶もないのにいつまでも家にいたんだなぁ~」と思って思い出した私の数少ない不思議体験でした。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 ポポさん 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部 ペット物語)
画像 Benjamin Sz-J. / PIXABAY