アイルランド人女性、森で人を迷わせる不気味な「妖精」の笑い声を聞いた

欧州には、森の中に住む妖精が人を迷わせるという言い伝えがあるが、あるアイルランド人女性が先日、森の中で迷ったときに本当に人を惑わす妖精らしき不気味な声を聞いたと報告して話題になっている。

地元メディアの報道によると、目撃者は今月初めにミース州の自宅近くの森林地帯に散歩に出かけたときに起こったという。最初は普通に歩いていたのだが、小道の先に2本の木が立つ分かれ道が出てきた所で奇妙な体験をすることになった。2本の木と木の間に入って木を触ってみたところ、一方は暖かく、もう一方は濡れて冷たくなっていた。

しかし道を曲がって先へ進もうとしたが、何度も同じ場所に出てきてしまう。これまでこのような分かれ道は見たことがなかったため、グーグルマップで場所を確認しようとしたが、電波状況が悪くて無理だったそう。

仕方なく木の生い茂っている場所に向かって小道を進んでいくと、突然「こっちよ」と呼ぶ非常に甲高い女性の声が聞こえたという。目撃者は最初、子供呼ぶ母親の声ではないかと疑ったが、次いで謎の見知らぬ男の冷ややかな笑い声が聞こえてきた事から考えを改めた。




「こんなに恐怖を感じたのは初めてでした」と女性は後にTwitterで振り返る。そして追い討ちをかけるようにもう一度、幽かな声が呼びかけて笑うのを聞いたとき、その声が森の反対側から発せられていることに気づいた。ここで彼女は本当に「何かがおかしい、このままでは自分にとって良い結果にならないと悪い予感がした」と悟ったと語る。

しかし、その時にはそこから逃げようにも自分がどの方向に行けばいいのか見当もつかなくなっていた。そこで彼女は、このような状況に陥った人にまつわる妖精の言い伝えを思い出し、Tシャツを裏返しにすることにした。彼女は「精神的にきつかった」と言いながらも「やるしかなかった」と強調する。

不思議なことにこの作戦が功を奏したのか、彼女はすぐに道沿いに2本の木を見つけ、道を辿っていくにつれそれまで彼女を包んでいた静寂が、鳥や人の声に変わっていくのを感じたという。

車に戻ってから万歩計アプリをチェックしたところ、短い間だったにも関わらずなんと1万歩も歩いていたことが判明した。これまで自国に古くから伝わる妖精の言い伝えには懐疑的だった彼女も、この不気味な体験によって、妖精伝説の信憑性について考え直したという。

この話をソーシャルメディアに投稿したところ、妖精のいたずらの一つとされる「迷い草(stray sod)」であった可能性があることが判明したそうだ。やはり欧州の森の中には、人を惑わせる妖精が潜んでいるのだろうか。

(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Willgard Krause / PIXABAY

 

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