「殺人犯を捕まえる」ため…70体近くの遺体を放置する恐るべき実験

金網で区切られた区画に大量のスーツケースやゴミ箱等が並べられている。この中に入っているのは、なんと人の死体だという。

これはオーストラリアのマードック大学の法医学上級講師であるパオラ・マグニ氏による研究現場。マグニ氏は「殺人事件の犯人は当局による発見を避けようとするため、あるいは死体を一時的に保管し、場所を移そうとするために『スーツケースやゴミ箱、車のトランクやタンスなど』を用いる」と語る。

死亡事件や殺人が起こった場所を第一の現場とするならば、遺体が隠され、発見される場所は第二の現場といえる。




「事件の再現、人物、場所、動機の特定には、時間が非常に重要です。法医学者は死後3日以内という短い期間で死後時間を推定しますが、現時点のデータでは、スーツケース等から発見された遺体に関する犯罪捜査を支援するには十分ではありません」

「しかし、腐敗した死体に集まる昆虫たちは何日も、何カ月も、場合によっては何年もそこにいて我々に情報を提供することができます。私たちは、このような環境---箱やトランクの中に長期間閉じ込められた上で発見された遺体を分析するため、最初のデータを収集しているのです」

長期間放置され、腐敗した死体のデータは少ない。マグニ氏の研究は殺人事件の解決のための将来的な指針になり得るのだろうか。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像  https://twitter.com/LADbibleUKNews

 

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