Googleマップを見ていた小学生、謎の「地球の中心への穴」を発見!

Google EarthやGoogle Mapsの衛星写真には、奇妙な地形や物体が写り込んでいる事があるが、海外の小学生が「地球の中心への穴」を発見してしまって話題になっている。

イングランド北西部のマージーサイド州ウォーラスィーに住むローリー・チャップマン君は、ある日家族と一緒に散策する予定のある島をGoogleマップで見ていた。その島は同州ウェストカービーにあるヒルブル島。コロナ禍のロックダウン中に自宅学習で、母親と地図で確認したためどんな島なのかはだいたい解っていたという。

そして、家族で島に出かける予定もあったため、島のあちこちを見ていたところ、マップに「地球の中心への穴」と銘打たれた箇所が存在するのを発見したのだ。

ローリー君は「地図では見当たらなかったし、拡大するまで気がつかなかったので、発見したときは『待てよ、なんだ?島のひとつに大きな穴を掘ったのだろうか?ヒルブル島の一つを掘ってしまったんだろうか?』と思ったんだ」と語っている。

困惑した彼は、父親のショーンさんに尋ねたそうだが、今度は父親が困惑する番だった。そこで父親はこのGoogleマップのスクリーンショットを撮影し、自身のFacebookに投稿。「地球の中心への穴」について知っている人はいないか、呼びかけてみたのである。




この画像はFacebookを中心に話題になり、多くの人達からコメントが寄せられたが、詳細を知る人はいなかったそう。そうこうしているうちに、Googleマップから問題のピン自体が消えてしまったそうだ。

なお、現在のヒルブル諸島をGoogleマップで確認しても、やはり「地球の中心への穴」のピンはどこにも存在しない。果たして誰が、何の目的で奇妙なピンを設置したのか。どこか別の場所のピンがエラーでヒルブル島の位置に表示されてしまったのか。

ちなみにヒルブル諸島は、河口域にある地元の自然保護区であり、多くのアザラシが棲息する無人島とのことだ。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Little Hilbre From Hilbre Island. / ARG_Flickr

 

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