長い間失われていた死海文書の一部、60年経って再発見

最古のキリスト教の写本とされる「死海文書」は、これまで発見された古代文書の中で最も重要なものの一つと考えられている。

1946年から1956年にかけて東ユダ砂漠にある11の洞窟から発見されたもので、2000年以上前に書かれたと思われる数百の文書から構成されている。

ところが、今から60年前に一部が紛失してしまっていた。だがこのたび、歴史から消えたと思われていた巻物の一つが思いがけない所から再発見されて話題になっている。




失われていた死海文書は古代イスラエルの第一神殿時代から現存する3つの文書のうちの1つで、Shmuel Ahituv教授が記録写真を発見し、追跡キャンペーンを開始していたものである。先日、現在の所有者の母親が1965年にエルサレムを旅行した際にプレゼントとして受け取って以来、額装されて家の壁に飾られたままになっていたのだ。

現在は既に回収され、イスラエル考古局(IAA)の研究所で適切に管理されているという。

イスラエル考古局は「古代イスラエルでは第一神殿時代の終わりごろ(紀元前586年頃)には文字が広く普及していました。しかし、このパピルスのような有機物に書かれた第一神殿時代の文書は、ほとんど残っていません。第二神殿時代の巻物の断片が何千とある一方で、第一神殿時代の文書は、今回新たに見つかったものを含めて3つしかありません。新しい死海文書が出るたびに、第一神殿時代の人々の識字率や行政、文化が明らかになっていく。死海文書は第一級の資料なのです」と語っている。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://twitter.com/nevadaknight67

 

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