
メキシコの著名な考古学者が、今月遺跡からなんと「エイリアン」のミイラを発見したと発表して物議を醸している。
メキシコの著名な研究者パブロ・エンリケ・ガルシア・サンチェス氏は今月初めに行った記者会見にて、メキシコのタクスコという自治体にある丘陵地にて考古学的に貴重な遺跡を発見。宝石や武器、道具などの遺物とともに、埋葬者とみられるミイラも発見したと発表した。
だがミイラには人間離れした特徴が多くあったため、複数の地元メディアが「ある種の異星人のミイラ」ではないかと報じているというのだ。
公開されている写真には、サンチェス氏が問題のミイラを抱えて説明している様子を捉えたものもあり、全身が灰色に変色し白い粉のようなものが付着したミイラが写っている。ミイラは手足を折りまげ、背中が湾曲しているのだが、頭部が縦に長く変形しておりプロポーションも人間とは違うようだ。
残念ながら、公開された写真は現状この角度から捉えたもののみであることから詳細は解らない。しかし、写真でも奇妙な形状をした頭部は把握できる。
また、「エイリアンのミイラ」という表現はあくまでミイラの発見を報じる地元メディアがそう言っているだけなので、サンチェス氏が実際にそう主張していたのかは定かではない。中には画像に写っている大きな頭蓋骨は、家畜の豚を「改造」したものではないかという疑惑が出て来ている。
よくエイリアンに例えられる変形頭蓋骨は古代マヤやアステカに伝わる文化であったので、今回のミイラも同様に変形が施されたものではないか、という推測もある。いずれにせよ、今後の展開が気になる所だ。
(勝木孝幸 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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