ニセ超能力者を使い母親から1億3900万ドルの美術品コレクション詐取

日本では統一教会の霊感商法が連日メディアを騒がせているが、カルトや霊能者、占い師絡みの高額詐欺行為は昔から世界中で行われ、度々問題視されている。

先日、ブラジルにて奇妙な詐欺事件が発生した。ある女性が自分の母親が所有する1億3900万ドル(約187億円)相当の美術品を、偽の霊能力者を使った手の込んだ方法で盗み出したというのだ。

10日水曜日、リオデジャネイロ当局はある変わった詐欺事件と、協力した犯行グループを逮捕したと発表した。

地元警察によれば、被害者女性の元に「千里眼の能力がある」という超能力者が現れ、近い将来に彼女の娘が亡くなるというビジョンを見た、と語った。普通なら疑問に思う所だが、被害者女性はスピリチュアル的なものの存在を強く信じていたため、超能力者の発言を信じ込んでしまった。

そして超能力者による「霊的治療」によって最悪の事態を防ぐことができると信じ込まされた結果、高額の費用をつぎ込んだだけでなくなんと100万ドルもの価値がある名画を受け渡してしまったのである。




ここまでであればよくある(?)高額詐欺事件だが、事件の真相は違った。

なんと事件の背後で糸を引いていたのは被害者女性の娘だったのである。娘は母親の持つ非常に価値のある美術品コレクションを手に入れるため、仕掛人を雇った。そしてニセ超能力者になりすまし、母親の家で家事手伝いを行っていた人々を全員解雇させ、仲間とともに母親の所有する高額な16枚の絵画コレクションを盗み出したのである。

ちなみに警察が一団を摘発した際、主犯格であるの娘は窓から逃げようとしたそうだ。

幸いにもこれらの絵画は最終的に警察によって無事に回収された。作品シセロ・ディアスやタルシラ・ド・アマラルといったブラジルの著名な芸術家の作品を多数含んでおり、その総額は1億3900万ドルという途方もない額とされている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://twitter.com/VICE

 

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