
2022年の夏、兵庫県の高砂市にある向島公園から眺める加古川河港で謎の水中生物の影が動画で撮影され話題になった。
その動画は向島公園から加古川の対岸付近の水面の波の間から流れに逆らうように細長い黒い影が見えるのだ。そして、その黒い影は、動画で撮影され未確認の生物ではないかと思い、名前を向島公園で発見されたことで「ムッシー」と名付けられた。
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ムッシーは、ばらつきがあるが3~10メートルと言われ、日中以外も夜間にも活動していると言われている。そして、ムッシーという名前が首長竜や巨大ウナギではと多くの人の興味を誘ったのである。
向島公園近辺で取材を行うとムッシーを見たという人には残念ながら出会うことはできなかった。だが、ムッシーの存在は取材させていただいた方々は知っておられスナメリやアカエイなどではないかと予想されている。
加古川でマリンスポーツをされている方々に聞くと、この日だけで複数の人にムッシーの事を聞かれたという。
そして、この加古川河口付近は水深が浅いとこがあり最近河川を掘る工事をおこなったそうだ。実際現場では護岸工事に関する看板が設置してあり河川の両端の岸が浅くなっていることがわかる。
加古川の河原に出ると多くの上流から流されてきた木、竹が打ちあげられていた。そこで蟹を採取している方に出会い取材をおこなうとムッシーについて聞くと見たことはないがテレビでしていたので知っているそうだ。
加古川市内のカフェ「Bento&cafe Mahalo」ではムッシードックというムッシーの形をしたホットドックを販売されている。Bento&cafe Mahaloの晴香うららさんにお話をうかがう事が出来た。
春香さんは向島公園によく散歩に出かけるそうで自身も2年前にはムッシーを2回見た事があるそうだ。
それは、川の水面に黒い長い影が動いていく姿を見たのである。まだ、その頃は現在のような盛り上がりも無かったので情報発信をする事も無かったという。
なお、春香さんは音楽活動もされており音楽活動の中で交流があるわきたかし氏を応援するとともに地域を盛り上げることにした。わきたかし氏はムッシー動画が送られてきて紹介し調査をして話題になった人物である。
そこで春香さんは、ムッシーを盛り上げるべく「ムッシードック」を商品化したそうだ。現在は、ムッシーの存在が盛り上がってきたのでグッツや歌などで盛り上げていければと思い活動されている。
今回取材している中でムッシーにつながるのでなかろうかというものを見つけた。
それは、ムッシー発見現場の加古川の河原を歩いているとき多くの竹が流されて一部が浅瀬で引っかかり水面に黒い影を作っていたのである。
関連動画
加古川にてムッシー調査をする。
この加古川河口付近は浅瀬が多く最近まで川底を掘る工事もおこなっていた。一部のムッシー目撃情報は浅瀬に引っかかった竹の見間違いではないかと推測できる。
これから更なるムッシーに関する検証が必要であろう。
(テキスト&画像 ©おかゆう 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)