
オハイオ州の女性が、自宅の敷地内に潜む生物が発した不気味な遠吠えを録音、この声の主がビッグフットではないかという説が浮上して注目を集めている。
地元メディアの報道によると、スザンヌ・フェレンカックさんは7月3日の早朝、ラウドンビルのコミュニティにある自宅の裏庭で焚き火をしていたところ、突然自宅近くの森から奇妙な遠吠えが聞こえてきたのだそう。
フェレンカックさんによれば、以前からオハイオ州の人里離れた場所にビッグフットがいるのではないかと思っていたそう。フェレンカックさんがビッグフットに興味を持ったのは9年前、道路を横切るビッグフットを目撃したのがきっかけだった。その後、自宅周辺でも木を叩くような音や地域の人が目撃するなど奇妙な出来事が続き、彼女はこの地域にビッグフットが生息しているに違いないと確信するに至ったのだそう。
遠吠えが聞こえてきたこの瞬間はまさに幸運としか言いようがなく、ついにその存在を証明する証拠を記録するチャンスだと思いすぐに録音を開始したという。
ちなみにフェレンカックさんはこれまでにも自宅周辺の森から聞こえてくる音を録音してきていた。驚くべきことに、その量は実に2万時間という途方もない量だったが、7月3日の朝まで「まともなものを録音したことがなかった」と語る。
彼女はこの録音に記録された吠え声の主は、確かにこの地域にいると考えられているビッグフットであると確信。その後ビッグフット研究者と協力している専門家に音声を送ったところ、その人物も同じ判断をしたという。おそらくこの遠吠えは2匹のビッグフットがお互いにコミュニケーションをとっているのだろうという仮説を立てた。
また、フェレンカックさん自身は「子供を呼ぶメスの成体の声」ではないかと推論している。しかし、誰もがこの遠吠えがビッグフットのものだと考えているわけではない。オハイオ州のあるナチュラリストは、この音はおそらく “コヨーテのアルファ・オスの鳴き声 “であるとUSAトゥデイに語っている。
果たして、謎の遠吠えの主は何なのか。気になる人はぜひ音源を聞いて確かめてみてほしい。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Bigfoot / allenthepostman