8月2日の『マツコの知らない世界』(TBS系 毎週火曜日20:57)は、“アニメ聖地巡礼”を放送。

アニメ聖地巡礼ブームを陰ながら支える三人のオタク(鯛、刑部慶太郎、軟軟冰ビンビン)が企画をプレゼン。そこで、47都道府県に各々アニメ聖地がある事に驚くマツコ。

ビンビンが幼い頃、セーラームーンなどを母国語の中国語の吹き替え版を見ていた。そして初めて来日し、空港に降りたった時、アニメの世界に入った気分だったと回想。マツコもドラえもんを知っている外国人が初めて本物のどら焼きを見た時、皆スゴイ喜んで「これがドラえもんが食べていたヤツか」と話すと3人とも同意。




鯛曰く、アニメ聖地巡礼は意外な場所を盛り上げる。そしてアニメファン達は作品を楽しみに旅行に行く感覚なので怪しまないでほしいと語る。

マツコも「突然みんなが押し寄せるからビックリするわよね。でも、それが糸口で普通に観光するわ」と理解を示す。

マツコも日本の三大風景は変わってしまった・・・と驚く。日本人は日常過ぎて気づかない、外国人から見た魅力としてビンビンの伝えたい風景3つあると言う。

その1.新河岸川の桜『作品:月がきれい』

埼玉県川越市・川越氷川神社の裏手の川。春は桜の名所。opにここの桜の風景が使用されていて、ビンビンが撮影した動画とアニメと見比べても、マツコが「裏切らないわね」と感心するほどリアリティがある場所。ビンビンも桜のピンクの幻想的な光景と絶賛。




その2.参宮橋の踏切『作品:秒速5センチメートル』

新海誠監督作品。マツコが何故“踏切なの?”と尋ねると、ビンビンは「踏切は日本のアニメでよく使う。特に住宅街の中にある。このシーンはアニメの最後に出てくる」マツコも「日本は、踏切が多い国。日本らしさよね。参宮橋と代々木八幡の間の踏切は、結構ヤバめ。電車との接近具合や民家との接近距離とか昔からの感じが残ってる。そういうのが日本っぽいと気づかせてくれたのは海外の人」と同意。

その3.龍勢祭『作品:あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

埼玉県秩父市・国の重要無形民俗文化財にも指定されている龍勢祭。ビンビンはまだこのお祭りを実際見たことないそうだが、刑部は行った事があるそう。作品中に、ある出来事がきっかけで離れ離れになった5人の友達が亡くなった共通の友人のために龍勢をあげるシーンがありその場面を思い出すと言う。

マツコも「あのお祭りに目をつける!そして、何気ない日常の風景が観光資源になるよのね」と感心しきりだった。

(辻伊織 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 マックとビン / photoAC

 

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