
7月30日、チリの採掘場の近くに一夜にして巨大な陥没穴が出現。地元の人々を不安に陥れている。
当局によると、穴の直径は約25メートル、深さは200メートルにも及ぶとされ、底は確認できないという。
この穴はチリのアタカマ砂漠にあるルンディン・マイニング社が銅の地下採掘施設を運営している場所に開いたそう。この巨大な穴を発見した同社は直ちに操業を停止し、当局に警告を発した。
その後、チリ国家地質鉱業局の専門家が現場に駆けつけて陥没穴を調査したが、幸いなことにこの穴は安定していることが確認された。また、ルンディン・マイニング社も「人員、設備、インフラへの影響はない」との声明を出している。
この穴はティエラ・アマリャの町の近くに開いたが、現場が「人口密集地や公共サービスからかなり離れている」ため、住民や地域コミュニティには異変の影響はないとのこと。とはいえ、現在この鉱山では作業が一時停止している。
当局も陥没穴ができた原因を解明しようとしているが、現時点では原理が不明であることを認めている。
Chilean authorities investigate large sinkhole
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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