総工費135兆円、全長120キロ、500万人収容可能な超高層ビルをサウジに建設!?

世界で最も高い建物は、ドバイにあるブルジュ・ハリファで高さは828メートルにも及ぶ。
だが、この度サウジアラビアがこれまでの規模をはるかに超える驚くべき建造物の建設計画を発表した。
「ミラー・ライン」と名付けられたこの建物は487メートルの超高層ビルが2棟、120キロにわたって平行に並ぶというもので、500万人以上が居住可能。アカバ湾から山脈を通り、砂漠へ伸びちょっとした小国を上回るきぼになるというのだ。
#SaudiArabia 🇸🇦 plans to construct two parallel skyscrapers up to 1,600 feet tall and stretching for 75 miles across mountains and feature high speed rail, a sports stadium, a yacht marina, and huge facilities.
– ‘ The Mirror Line ’ will house around five million residents. @WSJ pic.twitter.com/jbkYFAUeyI
— Mohammed Alhamed (@M7Alhamed) July 24, 2022
この信じられないような構造物は総工費に1兆ドル以上かかるが、交通網や居住者の食料を育てるための温室、店舗や一般家屋、公園、娯楽施設その他そこで生活し働くために必要なすべてを備えた自己完結型の都市になるという。
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、この巨大プロジェクトを2030年までに完成させたいと考えていると語っているが、専門家によれば現実的には建設に50年程度はかかると言われている。
果たして、砂漠の大規模な未来都市は実現するのか。夢が溢れるプロジェクトなのは間違いないが、本当に実現できるのかについては懐疑的な意見が多いようだ。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)