人間の足を掴む「泥手」

沼や池に住んでいる妖怪である。

正体がはっきりしない妖怪、手だけしか目撃されていない。泥の中から手だけを出して人間を転倒させ、溺れさせる妖怪である。

平地の沼や池に主にいるが、山にも住んでいる。八ヶ岳の自然公園に沼があり、その沼でひかれた少年の靴が2キロ離れた池に浮いていたと言う。

池と沼がつながっておりそこに「泥手」が生息しているのであろうか。

怪談朗読「山の怖い話・10話」怖い話・不思議な話

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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 cyanidekiss / PIXABAY




 

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