
北米大陸の山林に棲息しているUMAビッグフットは、現在まで多くの人々に目撃されている。身長は2~3メートル、名前の通り大きな足が特徴だ。性格に関しては警戒心が強く、縄張りを荒らされたと感じると威嚇してくるなど、やや攻撃的になるようだ。かなり昔の事例では、「ビッグフットと遭遇し撃ち殺したら、仲間を引き連れて反撃に来た」という話もあったほどだ。
そんな凶暴な面もあるUMAビッグフットが殺人事件に関与した!?という驚きのニュースがアメリカで報じられて話題になっている。
先日、オクラホマ州捜査局はラリー・サンダース(53)が友人のジミー・ナイティンを川で殺害した罪で第一級殺人で起訴。しかしサンダース容疑者は被害者のナイティン氏が「ビッグフットを呼び出して自分を追わせ、殺させようとしたため反撃した」と正当防衛を主張していると発表した。
Larry Sanders, 53, allegedly told investigators he murdered his friend Jimmy Knighten because his fishing partner “summoned 'Bigfoot' to come and kill him.” #OxygenTrueCrimeNews
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— Oxygen True Crime (@oxygen) July 14, 2022
オクラホマ州捜査局側によれば、その日サンダース容疑者とナイティン氏が川で釣りの最中、何らかの要因で諍いが起き、サンダース容疑者が被害者を殴り首を絞めて殺害、死体を遺棄したとみられているとのこと。しかしサンダース容疑者は殺害の動機として「ナイティン氏が『ビッグフット』を呼び出して殺しに来た、だから彼を殺さなければならないと思った」と爆弾発言したのである。
当局もさすがに「ビッグフットに殺されそうになった」という彼の証言を真に受けている訳ではないようだが、いずれにせよ犯行に関係した更なる証拠や、被害者の遺体の捜索を続け、事件解明のために尽力するとの声明を出している。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Oregon is a scarey place / Old White Truck