ナイジェリアにて、聖母マリアが教会に降臨し100人以上の教区民が目撃したという奇跡が起きて話題になっている。

この奇妙な事件は先月カラバル市にあるセント・チャールズ・ルワンガ・カトリック教会で発生したと伝えられている。発生後まもなく同教区を率いるエバリスタス・バッシー神父が自身のツイッターで明らかにし、世界中で注目を集めることとなった。

バッシー氏は「光り輝く聖母マリア」を捉えた数枚の写真を添え、「聖母マリアは最初に教会に現れた後、聖母マリアに捧げられた廟まで移動し、その後天へ召された」と語っている。写真には確かに頭にベールを被り、ローブをまとった人のような形をした発光体らしきものが捉えられているが、「彼女の周りの光線が明るすぎて、はっきりした写真にはならなかった」と弁明している。

OUR LADY APPEARS OVER SHRINE IN NIGERIA – 100’S OF WITNESSES -VIRGIN MARY PRAYS FOR THE PRIESTS

一連の騒動はバッシー氏のいとこである副司祭を訪ねに来たプロテスタントの牧師を含む100人以上の人々が目撃したという。投稿から数日後、彼は当日現場で空に現れた聖母マリアを見たとされる最初の人物を含む複数の目撃者に行ったインタビューを紹介している。

目撃者の一人であるアスクォさんは「空から光線がさし、教会の駐車場の一角に落ちていった。そこには小さな虹がかかっており、そこから聖母マリアの姿が浮かび上がってきて、自分の方に近づいてくるのが見えた」と語っている。光り輝く聖母マリアは非常に美しく、アスクォさんに微笑みかけながら進んでいったという。

バッシー氏も自身の見た聖母マリアについて、「点滅する冠とロザリオをつけ、光り輝く女性がいた。彼女の周囲は点滅する光に包まれていた」と語っている。その後、聖母マリアの幻影は光線と合体し、辺り一帯を照らした。そのため信徒全員が教会から出てきて、この不思議な出来事の原因を確かめようとしたそうだ。




また別の目撃者である若い女性の信徒もまた、「私もはっきりと聖母マリアの幻影を見た」と言い、友人や家族に疑われながらも主張を覆さなかったという。他の目撃者も同様に「これは太陽の明るさだけの問題ではありません、私はこの目ではっきりと彼女を見たのです」と証言しているそうだ。

気になるのは、多くの目撃者がいたにもかかわらず現場の様子を捉えた写真が少ない事と、そのわずかな写真には「人影のように見える発光体」がかろうじて写っているだけという点だ。証拠が少なすぎると言う指摘に対して、バッシー氏は「あまりにも超自然的な出来事が起きたので、ある種の畏怖の念が観衆の間に広まってしまい、携帯電話に手を伸ばそうと思う人が少なかったのではないか」と述べている。

今回の聖母マリアの降臨について、特に伝授された言葉も無かったためバッシー氏は「聖母マリアが、神は常に共にいることを信徒に確信させるために来たのではないか」と推論しているそうだ。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 Mystic Post TV / YouTube

 

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