「真夜中の子供たち」

昔むかし、20年以上昔、職場の同僚Yちゃんから聞いた話です。

当時職場でYちゃんという、とても可愛い女の子がいました。Yちゃんの年の頃は22~3歳位だったと思います。

Yちゃんは残業で帰宅が遅くなり、夜11時ごろ真夏の家路を急いでいました。Yちゃんの車は当時流行っていたミラターボという、とても熱い走りをする車でした。

Yちゃんは、普段はおっとりしているのですが、ハンドルを握ると性格が変わるタイプで、とても凶暴な走りをする娘(こ)でした。

福島のド田舎ということもあり、辺りは山すそで、片側は田んぼです。慣れた道のり、夜中という事もあり、かなり飛ばしていたそうです。もし対向車があれば、ライトで判ります。

ゆるいコーナーを熱い走りで突入した次の瞬間……

「キャー!やっちゃったー」

急ブレーキを踏み大声で叫んだそうです。その緩いカーブの真ん中で子供たち4~5人がマリつきをして遊んでいたそうです……




急いで車から降りて、カーブに向かいます。でも、いくらその付近を探しても、誰もいません。もしかして、みんな田んぼに落ちたのかと思い、暗い田んぼやあぜ道を、いくら探しても誰一人見つかりません。

『おかしいなあ、確かに小さな女の子たち4~5人がボールで遊んでいたのに……』

しかもヘッドライトに照らし出され、ビックリしている顔もはっきり覚えていたそうです。

でも、こんな夜中の11時に幼稚園児くらいの子供たちが、辺りには民家もない真っ暗な道でボール遊びなんて、おかしいなあ…それに、確かに子供たち4~5人の集団に突っ込んだはずなのに、車には何の衝撃が無いのもヘンです。

そして……ふと目を向けた先には、お地蔵さんが5体並んでいるのが見えました。瞬時にYちゃんは『うわっ、これかよ!』と思ったそうです。

急いで車に戻り、ブルブル震えながら家に帰ったそうです。((((;゜Д゜))))後でよく思い返してみたらその子供たちは全員着物姿で、おかっぱ頭。ぞうりを履いていたそうです。

相当昔の子供たちの霊なんでしょうか。お地蔵さんとの関係など真相は何も分かりません。

ATLASラジオ3rd-30 赤ん坊を埋めた場所に松茸がたくさん生える、地蔵の首をもてあそぶ犬鳴トンネル

(アトラスラジオ・リスナー投稿 PT01さん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 JIZO – Guardian deity of children. / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

 

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