
あるイギリス人が、25年前にとある場所で「裸のゾンビのような老人たちに囲まれた」という驚きの体験談を語っている。
ロンドン在住のベン・マイヤーズ氏は、1997年にハートフォードシャー州にあるブリケットウッド・ナチュリスト・リゾートを訪れた。この場所は1929年にオープンしたイギリスで最も長い歴史を持つネイチャリスト・リゾートで、俗にヌーディストビーチがある事でも知られている。また、敷地内には65軒の家が建っているという。
彼はDaily Star紙の取材に対し、次のように答えている。
「仕事の後、友人とハイになった勢いでブリケットウッドにあるヌーディストキャンプ、シュピールプラッツに車で行くことにしたんだ。私はこのヌーディストキャンプを困惑しながらも夜の風景を眺めながら運転していたんだが、急に車が故障した。その後、私たちの車がゾンビ映画の1シーンのように『裸の老人』たちに囲まれていることに気がついたのさ」
彼らはしばらく怖くて車から降りられなかった、と語る。いくらヌーディストビーチとはいえ、夜間に老人達が集まっているというのは不自然きわまりなかったのだろう。
その後、老人達はどこかへ行ってしまったようで、事故や故障の車に対する応急処理サービスを行うRAC(Royal Automobile Club)に連絡して車の修理ができやすいよう、リゾートの入り口まで車を押していったという。
ヌーディストビーチで奇妙なものを見たり、不気味な体験をしたのは彼だけではないそうだが、彼の体験談はドラッグの使用を前提にしても異常で、幻覚だけでは片付けられないとして注目を集めている。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Dimitris Vetsikas / PIXABAY