大学キャンパス内で「悪魔が呼び出される恐れ」!?オカルトサークル加盟を禁止

オーストラリアのアデレード大学にて、「サークルメンバーが悪魔をキャンパスに召喚するのではないか」という懸念があるとして、オカルトクラブが大学の学生組合との提携を拒否されるという事件が発生した。

同大学のオカルトクラブは2020年末に結成されたもので、いわゆる魔女や悪魔、異教について研究するという趣旨で2021年初めにアデレード大学連合(AUU)に仮登録されていた。しかし、今月初めになって本登録の申請が却下されてしまった。

その理由というのが、なんと「サークルメンバーがキャンパス内に悪魔を召喚する可能性がある」という苦情が連合に寄せられたため、万一の事態を危惧した連合側が申請を却下する判断を下したのだという。クラブが大学連合に認可され登録できないと、クラブへの資金援助や大学内のスペースや設備の利用ができなくなってしまう。そのため、現在オカルトクラブは大学内で会合を開けないため、活動が出来なくなっているのだ。

アデレード大学オカルトクラブ会長のアシュリー・タウナーさんは、「たとえ私たちが悪魔を呼び出したいとしても、それは大学や組合の方針に反することではないので、私たちを拒絶する根拠にはならない」と主張しており、AUUクラブ委員会の決定を不服として、組合理事会に訴えることを計画している。

ちなみに委員会に寄せられたオカルトクラブに対する苦情は1件だけで、それはABCの記事に起因するものであるという。その記事は「オカルトクラブはアデレード大学にサタンを召喚しようとしており、オカルト主義者は常に犯罪行為に加担している」という内容だった。




しかし当のオカルトクラブの部員の中には「サタンが存在する」と信じている人はおらず、部員30人もそれぞれ信仰を持っているため、オカルト系の儀式が部活動の一部になる事は無い、とクラブ側は表明している。

ちなみに3月に開かれた学生総会では、全会一致でオカルトクラブの登録が承認されていた。また同クラブは他のクラブリーダーの署名入り公開書簡を作成、オンライン署名活動も行って571人の署名を集めていた。しかし登録動議になったところで、必要な票数が満たされなかったためオカルトクラブの登録申請は却下されてしまったのだそう。

日本の大学ではピンと来ない話だが、海外のキリスト教圏などではこういったオカルト系のサークルは活動が認可されないこともあるのだとか。

AUUの広報担当者は、オカルトクラブの活動については理事会に訴えることができると述べているが、アシュリーさんは「AUUは学生の声を聞こうとはしていない。この人たちは大学で実際に民主的に望まれていることよりも、自分たちの政治的利益に基づいて決定を下している」と語っている。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://www.facebook.com/uaoccult

 

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