かつて土星には宇宙人がいると考えられていた?貴重な歴史本を発見!

人類はいつから宇宙人の存在を考え始めたのだろうか。伝説や神話を紐解けば月に人が住んでいるという話が出てくるが、学術的に宇宙人の存在について考察し始めるのはかなり時代を下らなければならない。

先日、イギリスのグロスターシャー州にて開催された骨董品査定イベントにて、17世紀の興味深い書籍が発見された。

1698年にクリスティアン・ホイヘンスによって書かれ、出版された書籍でタイトルは「The Celestial World Discover’d: あるいは、惑星の中の世界の住人、植物、生産物に関する推測」。この本は当時の人々が地球外生命の可能性をどのように認識していたのか我々に考えさせる内容になっていた。

著者のホイヘンスは地球外生命体の存在の可能性を探る一方、「神は我々人類が空を眺めるためだけに他の惑星を創造したのだろうか」という疑問も投げかけている。

ホイヘンスはまず、知的な宇宙人は便利なように我々の手のような手足を持っているに違いないと推測(彼らが飛行を可能とする身体的能力を身につけていなければの話だが)。また天文学や音楽鑑賞など、我々と同じスポーツや趣味を追求する可能性が高いが、貧困や戦争などの不幸に悩まされてもいる。しかしそういった楽しみや不幸も発明や進歩を促進するためのものであるとも指摘している。




彼がこの本で考察し、到達した結論の多くは今日の科学的基準からすると奇妙に思えるものかもしれない。しかし当時の科学や宗教的見解を踏まえると矛盾しないものだという。なお、彼は木星や土星などの惑星には異星人が住んでいると考えていたようだ。

この本を発見した書籍鑑定家は「1698年にこの本のページをめくった人が何者で、木星や土星での生活に関するこれらの記述を読んでどんな気持ちになったのかを考えると、とても興味深い」と語っている。この本は後にオークションで競売にかけられる予定で、最高で4,000ドルの値がつくと予想されている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 16853182 / PIXABAY

 

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