
2269年から来たタイムトラベラーだというTikTokユーザーが、「半径800kmを超える小惑星が来年地球に接近する」と警告する動画を投稿、注目を集めている。
この動画を投稿したのは@_time_traveller_2269というユーザーで、約10秒程度の動画の中で「これは冗談ではありません! 私は2269年から来たタイムトラベラーです。2023年、月の半分の大きさの小惑星が地球を通過します」と人々に語りかけた。
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月の半分、という事は小惑星の半径は最大で868.7kmになる。それだけ大きな小惑星が接近するとなると地球にもかなりの影響が出そうだが、大型の小惑星の接近は比較的頻繁に起きている事でもある。
例えば先日NASAは5月15日に幅490メートルある小惑星388945(2008 TZ3)が地球から748万キロの位置を時速2万9000キロの速度で通過するとして警告を発している。幸い地球には影響が無かったが、それでも「潜在的に危険」な天体と分類されていた。
この2269年のタイムトラベラーによる小惑星接近の予言はTikTokで再生数を稼ぎつつも、信じている人は少ないようで「それで、何月何日に家の中に隠れればいいんだ?」とか「わあ、ありがとう、気をつけないとね」といったコメントや「宝くじの当選番号、当たった?」と揶揄するようなコメントが動画には寄せられていた。
近年、こういった自称タイムトラベラーによる予言はTikTokで報告される事が多いのだが、大半が当たらない上に「自称タイムトラベラー」も増えすぎて飽和状態にあり、視聴者が飽きてしまっているため、動画が上がっても真面目に捉えられる事は少ないようだ。
今回の2269年から来たタイムトラベラーの予言は的中するのか。それはNASAによる小惑星接近の報告を待つべきなのかもしれない。
画像&動画 https://www.tiktok.com/@_time_traveler_2269_
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)