米国議会「UFO現象に関する公聴会」開催 新たなUFO動画を公開へ

5月17日、米国議会は実に50年以上ぶりに「UFO現象に関する公聴会」を開催した。

この公聴会はアメリカ下院情報小委員会の主催で、テロ対策、防諜、核拡散防止に関するもの。その中で「未確認航空現象(UAP)」もまたアメリカの国防における重要な課題の一つとして取り上げられたのだ。所謂UFO現象が公聴会の中で取り上げられるのは実に50年以上ぶり。

この公聴会では国防総省が秘密にしていたUFO情報が出てくるのではないかとUFO研究家を中心に注目を集めていたが、実際に諜報関係者が本物の「Xファイル」とも言うべき米軍が捉えていたUFOに関する記録を公開したのである。

米海軍情報部副部長のスコット・ブレイ氏は公聴会にてアメリカ政府は今まで400件のUAP目撃報告を記録してきたと述べ、2021年に撮影されたという新しいUAPを捉えた映像を公開。この動画は当局がUAPに対して合理的な説明ができない多くの事例のうちの一つを記録したものであると主張した。

問題の動画は米海軍機のコックピット内から撮影されたもの。映像では、上空に球状の反射物体が見えた後、素早くカメラをズームさせて機体を追うものの、視界から消えていく一連の様子が記録されている。

“UFO公聴会”半世紀ぶりに開催 正体不明の新たな映像も公開(2022年5月18日)




ブレイ氏は委員会にて次のように述べている。

「この映像は、リアルタイムで観測した事例です。多くの場合、これが我々の報告書に含まれるすべてであり、大半のケースではこれよりはるかに情報量が少ないことばかりです。昨年6月に国家情報長官室によってリリースされた機密および非機密情報の両方で詳述したように、高品質のデータと報告書の量はしばしば限られているため、我々がUAPの性質や意図について確固たる結論を引き出すのを阻害しています」

それを踏まえた上で、ブレイ氏は解決されたUAP関連の事件は、大気中で起きている自然現象や米国政府または米国産業が開発を行っているプロジェクトの産物、また外国から飛来している敵対システム等にカテゴライズされる可能性が高いとしている。しかし一方で、カテゴライズが難しいものも存在しているのは確かだとも説明している。

「推進手段を確認できないまま移動できる敵対的な物体を我々は知らない。説明のつかない事象が発生している」とし、彼は未知の航空機による侵入はアメリカにとっての「脅威」であり国防における「大きな懸念」であると警告している。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©MotionStudios / PIXABAY

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る