
2022年4月13日にウクライナはロシア艦隊の旗艦である巡洋艦「モスクワ」に対艦ミサイル2発を当てたと報道された。翌14日にロシア国防省は同艦が沈没したことを発表した。
巡洋艦「モスクワ」はソ連時代に名前は「スラヴァ」として竣工し、ロシア時代になってからは1995年5月に「モスクワ」と改名され、2000年4月に黒海艦隊旗艦となっていた。
そのミサイル巡洋艦「モスクワ」だが奇妙な一致があるのだ。
それは、日露戦争開戦してすぐの1904年4月13日、連合艦隊の敷設した機雷に旅順艦隊の旗艦である、ペトロパヴロフスク戦艦が撃沈された。
同月同日に旗艦の艦船が致命傷を受け沈んだのである。その後ロシア帝国は苦戦をして国内の革命運動などにより日本との講和を結ぶこととなった。
この開戦直後に旗艦が同月同日撃沈するという一致はシンクロシティの可能性が高い。
シンクロシティとは、因果関係ない複数の出来事が偶然に共通する出来事で日本語では「共時性」と訳される。シンクロシティは誰でも日常で体験することがあるだろう。
だが、世界規模のシンクロシティも存在した。
2人のアメリカ大統領、アブラハム・リンカーンとジョン・F・ケネディの暗殺には偶然の一致が数多くある。
2人は暗殺され頭を背後から撃たれた。ケネディは感謝祭、リンカーンはイースターの、ともに祝日の前の金曜日だった。そして、暗殺時にの2人は妻を同伴していた。さらに、後継者はジョンソンという名前の副大統領があとを引き継いだ。
奇しくも、このように数多くの一致があるのだ。
日露戦争の時は、ロシア帝国は革命につながっていく結果となった。このことから、現在のロシアのウクライナ進行も同様の展開がおこりシンクロシティが発生していくのではなかろうか・・・。
(おかゆう 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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