宇宙人からの返事が届くのは最長40万年!?驚きの研究結果が明らかに

広い宇宙には無数の天体が存在しているため、どこかには地球と同じような条件に恵まれ、知的生命体が存在する天体も低確率ではあるが存在するはず…そういった考えから考案されたプロジェクトが地球外知的生命体探査(Search for extraterrestrial intelligence、略称SETI)だ。

電波望遠鏡で宇宙から受信した電波を解析して人工的な信号を探すというもので、逆に地球の側からも宇宙人へ向けて電波を送る試みもなされている。こちらはアクティブSETIと呼ばれ、その嚆矢となったのが1974年にプエルトリコのアレシボ天文台から送られた「アレシボ・メッセージ」だ。

しかし、宇宙のどこかにいるかもしれない知性を持つ宇宙人と接触するために電波を送る等したとして、その返事が地球に届くのはいつになるのだろうか。

この問題について二人の天文学者が試算を行った結果、なんと人類が高度な地球外生命体と接触するまでに40万年という途方もない時間がかかるかもしれないという結果が導き出された。

この興味深い思考実験は天文学者のWenjie Song氏とHe Gao氏によるもので、彼らは我々の銀河系にどれだけの地球外文明が存在し、そのうちのひとつと交信できる可能性がどれだけあるのかを試算したという。もちろん我々は宇宙で知的生命体が誕生した例を一例、つまり地球の人類しか知らないため、所詮仮定に過ぎないことを彼らは認めている。




その上で二人は「いつ宇宙人の声を聞くことができるか」という疑問に答えるため、銀河系に存在する居住可能な星の数と、それらの星に生命が誕生する時期を変化させた一連の数学的モデルを用いて算出を試みた。

もし、星の一生において早い時期に知的生命体が誕生した星があると仮定すると、銀河系にはそのような文明が42000個存在することになり、そのうちの一つから連絡があるまで2000年「しか」かからないかもしれないという。

しかし逆に、かなり古い星に知的生命体が出現していた場合、銀河系には約111個しかないという。この場合では宇宙人との双方向のコミュニケーションが可能になるまでに、なんと40万年という気の遠くなるような時間がかかるというのだ。

さらにこれらの知的文明は、自然または自らの手によるあらゆる終末的シナリオによって消滅する可能性があるという。

宇宙人からの返答が本当に我々の元に届くのかは、かなり首を長くして待つ必要がありそうだ。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©FelixMittermeier PIXABAY

 

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