
海外にて、ある女性がなんと最愛の飼い猫と結婚するという驚きの決断をして話題になっている。
2児の母であるDeborah Hodgeさん(49歳)は、先日ロンドン南東部の公園にて友人が見守る中、5歳の愛猫インディアと民法に則った結婚式を挙げた。
5年前に今の家に引っ越してきた彼女は、当初猫を一匹ずつ飼っていた。その後家主にもう1匹猫を飼うことを懇願して、2017年に猫のインディアが家族の仲間入りをした。しかし彼女は3月17日にライフコーチの仕事を失い、5月1日に家賃の支払いが迫ってきてしまい、大家から飼い猫たちを手放すように迫られたのだという。
飼い猫たちを手放すことを余儀なくされ彼女は「本当に心が痛んだ」と語る。実はHodgeさんは以前の物件でも、2匹のハスキー犬を飼うなら立ち退くようと大家から脅されていたと主張している。
「ペットは家族の一員であり、別れを告げるのはとても辛いことでした」と彼女は説明する。そんな悲しみを再び体験したくなかった彼女は、自分と愛猫が結婚すれば新婚の二人を引き離さないよう大家を説得できるのではないかと考え、結婚することにしたのだという。
当日、Hodgeさんはスマートなタキシードを着用し、猫のインディアは蝶ネクタイとケープを身につけ、ゴールドラメのドレープで特別な日を演出。動物好きな彼女の友人が式を取り仕切った。
Deborah Hodge, 49, says she has been forced to give away three animals in the past due to landlords enforcing a pet ban in their properties #renting pic.twitter.com/XHfb81HpyK
— The Daily Record (@Daily_Record) April 25, 2022
彼女は結婚について次のように語っている。
「インディアは私の人生において、子供たちの次に大切な存在です。インディアと結婚することで、将来の大家さんには、私たちは一心同体であり、どんなことがあっても離れられない存在であることを知ってもらいたいのです。友人たちも式に参列してくれましたが、みんな私がおかしくなったと思っているようでした。でも、猫と離れるのは嫌だったんです。彼女がいないなら、路上で暮らすほうがましです。バカな考えだと思う人もいるかもしれませんが、たとえバカだと思われても、友達の前で式を挙げることで、私はとても真剣だということを体で示したかったのです」
果たして彼女の主調は受け入れられるのだろうか。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)