ウクライナ軍が凍えた子犬「ランボー」を救出し、ロシア軍の警備に

2月24日から始まったロシアのウクライナへの軍事侵攻に対し、抵抗するウクライナの兵士や市民の様子は我々の元にも届いている。

そんな中、あるウクライナ兵士の一隊が戦火の町に取り残されたあるものを助けて話題になっている。それは一匹の子犬だ。黒く耳が折れた、まだ小さなこの犬は恐らくロシア軍が迫る中、国外へ逃げようとした飼い主とはぐれたか、置いていかれてしまったかと考えられている。

実際、ペットを連れて避難する人も多く見られるそうだが、やむにやまれぬ状況のため悲しい別れをせざるを言えない家族もいるようだ。

ウクライナ出身で、侵攻が始まるまでニューヨークで暮らしていた現地のジャーナリストであるスクーターさんが撮影した1分間のビデオには、兵士たちが子犬を救出する様子が映っており、子犬も嬉しそうに尻尾を振っているのが見て取れる。




その後、この一団は保護した犬に新たに「ランボー」という名前をつけ、番犬として飼うことを決めたそうだ。部隊の兵士たちは次のように語る。

「私たちは彼をかわいそうに思い、拠点に連れていくことにしました。彼は私たちの番犬であり、見張り役です。ランボーはとてもいい仕事をしています!最高のワン公です」

前述のジャーナリストの女性は最新情報として、この子犬の件にも触れている。

「ランボーと兵士の健康状態について最新情報を得ました。彼らは耐えている、兵士たちは敵を食い止める決意をしている、そしてランボーも私たちと一緒にいる」

彼女はまた、ウクライナから脱出する何十万人もの人々の動画も投稿している。彼らの元に再び平穏が戻ることを願ってやまない。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 @ScooterCasterNY / Twitter

 

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