「うっせぇわ!」とは叫ばずに告白、メガヒットメーカーAdoの深刻な悩み

2月5日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)は、″生年月日・性別以外は非公開″の歌い手、Adoのベールに包まれた私生活と本音に迫った。

2021年オリコン年間セールス新人ランキング1位。メジャー1作目の楽曲『うっせぇわ』を含め、ストリーミング&MV再生回数4億回以上はCD未発売アーティスト史上初の快挙!。

″がなり声・裏声″など、圧倒的な表現力が話題となり、 SNSでは子供から大人まで大合唱。Adoの歌は社会現象と化した。

今回、Adoと対面するにあたり(視聴者側にはAdoの顔は見えない)、″想像と違ったらどうしよう″と心配していたというマツコ・デラックス。

中継が繋がるや否や、マツコはじっと食い入るようにAdoの顔を凝視してから、「(歌や声のイメージから)こうあってほしいみたいな願望も含め裏切らない」と、″想像通りの姿″に、結構安心したと感想を述べ、番組はスタートした。




Adoが歌手になったきっかけは、学生の頃「コミュニケーション能力がない」と先生に言われ、自分で出来るコミュニケーションを考えた結果、小学5年生からボカロ(※1)が好きで、ステージに立つ憧れもあったAdoは、自ら防音材を貼った自宅のクローゼットのなかで、レコーディングをした動画を投稿したのが始まりだという。

ここでマツコが、

「クローゼットの薄気味悪い部屋で1人で歌っていたのが原点」
「Adoちゃんにみんな惹きつけられるのは、いい意味で気持ち悪いからよ」
「気持ち悪いことが重要なのよ」
「この時代にこんな薄気味悪い人が出て来るんだ」

と、Adoに対して″気味悪い・気持ち悪い″と暴言を連発。

しかし最後に、「これは最大級の賛辞だからな!!」と、自らの放言を自己フォローしたマツコに、「うれしいです、うれしいです」とAdoはいたく喜んだが、一同この流れに笑いが止まらず。

また、最近の趣味だという、プラスチックのケースに、ビーズなどでデコレーションを施したAdoの自作品を見たマツコは、「薄目で見ると、五月みどり(※2)さんのティッシュボックスに見えるわね……」「こんな趣味の人いない。Adoちゃんね、結構ババアよ!」と、全開のマツコ節に一同爆笑。

次に、Adoのほうからマツコに話したいことはあるかとスタッフに促され、Adoは暫く考えた後「自分の事がホントに嫌い。どうやったら自分の事が好きになれますか?」と、思い切ったように悩みを打ち明けた。




マツコは、「アタシも血ヘドが出るくらい嫌いだもの、自分のこと」と吐露してから、「でも好きにはなれないけど、可愛くなってきて、いたわってあげたくなってくる」と回答。

マツコの言葉は、『自分もAdoと同じく自分のことが嫌いだが、次第に自分を愛する気持ちを持ち合わせていくようになるから大丈夫!』ということだろうと思うが、同様にAdoにもマツコの気持ちが伝わったようで「あーー!いい言葉」と、安心したような声が弾んでいた。

そして、「自分の生き方に不安を抱えた若者は数多くいる。普通にやってるAdoちゃんの存在は、色々な人の救いにちゃんとなってる」「色々突っ走ったあと、幸せになってほしい」と、言葉を選びながらAdoをを励まし、エールを送るマツコはまるで、悩む娘を愛情深く諭す親の姿そのもの。

最後に、「(私と)やや似てる」とマツコに言われたAdoは、「マツコさんと一緒って言われて凄く嬉しいです」と、とても満足気な声。

そんなAdoに「いつか会えたらいいね」と、マツコは優しく語り、番組は締め括られた。

今回の番組で、Adoは『うっせぇわ』の激しく尖ったイメージだけでは無く、自身の内面に悩んだりしながらハンドメイドを趣味とする、素直で素朴な、″普通の19歳の女の子″の一面を伺い知る事が出来た。

また、Adoを含めた未来を担う若者に対して、愛情深く真剣に励ましエールを送る、マツコの姿も印象的だった。

マツコのおかげで肩の力が抜けたかも知れないAdo、今後の活躍がますます楽しみだ。

(※1……ボーカロイドの略。メロディーと歌詞を入力することで、サンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することが出来る、ヤマハが開発した音声合成技術・応用製品の総称)
(※2……女性歌手、タレント、女優(1939年〜)。現在はティッシュボックスの製作などでも活躍)

(香里 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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