ハバナシンドロームは兵器による攻撃ではない?物議を醸すCIA報告書

アトラスでは、度々アメリカの政府関係者や外交官らを襲う謎の奇病「ハバナ・シンドローム」について紹介してきた。

これは2016年にキューバのハバナにてアメリカの外交官らが頭痛、吐き気などのさまざまな症状に悩まされたというもので、当時は外交関係を混乱させる目的である種の指向性エネルギー兵器の被害を受けたものではないかと考えられていた。

その後、複数の国で数十人の政府職員が同様の症状を経験したため、この現象に関する調査が継続して行われていた。




さて、これまでは何者かが意図的に被害者を狙っているように思われていたが、今回CIAが行った調査結果では「敵対する外国勢力が関与している可能性は低い」という事実が示唆される結果となったようだ。

この結果を受けて、かつてハバナ・シンドロームに悩まされたりした人々や一連の事件を追いかけていた人々からは失望の声が上がっているという。

CIAが今回新たに発表した報告書には『暫定的』と書かれていたこともあり、場合によっては調査結果が覆るかもしれないが「被害に遭った公務員やその家族、同僚にとっては、最終的で否定的な響きがある。この中間報告書は、CIA全体の総意でもなく、解決と終結に最も関心のある一部の関係者の意見を反映していると考える理由がある」とある被害者支援団体は声明で述べている。

しかし現状では、ハバナ・シンドロームに関して誰もが納得のいくような結論が出るにはまだまだ時間がかかりそうだ。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 CIA Logo / theglobalpanorama

 

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