人気タレント2世の憂鬱、娘穂乃香は父貴明を今でも想う

『突然ですが占ってもいいですか?SP』(フジテレビ毎週水曜日22時放送)の1月19日放送回で大人気占い師の木下レオンが“偉大な父を持つ2世タレント”を占った。
ゲストは石橋穂乃香(32歳)と田原可南子(27歳)。言わずと知れた、とんねるず・石橋貴明の娘、穂乃香と田原俊彦の娘、可南子だ。
木下の占術は四柱推命、九星気学、神通力で運命を推測する東洋占星術と神通力を融合した帝王占術という。
冒頭、木下は「二人とも波乱万丈が待っとう」といきなりの爆弾発言。すると、お口アングリで石橋と田原は見つめ合うという、早くも緊張状態。
田原は可愛い顔とは裏腹に「男性」「浪費家」で「勝負事」が大好きという性格。大損するからヤメなさいと木下から忠告された。すると田原は「私、本当にそうなんです。旅行に行った時友達とカジノに行ったり、競馬全部無くしました」と驚きの告白。
現在田原には母にしか報告してない“彼氏”がいる事を木下に見事に当てられ、“結婚しても離婚する男勝りな性格”が問題であり、家に男が2人いてぶつかる事になる為に、家庭的になるようにと、そして30歳で出会う男性と32歳で結婚するのが一番最良だとアドバイスされた。
一方の石橋は「頑固」な性格であり、また17歳のときに生歌を披露すると父から芸能界入りを大反対されたという。2007年から2014年まで、石橋は父の名前を隠して『穂のか』の芸名で女優として勝負。事後報告で日米韓合作映画『The Harimaya Bridge はりまや橋』に出演し、父に認められたエピソードを話した。木下は「占いによると歌は上手くない。向いてない」と指摘すると、石橋は「歌が上手だと思ってたからやってた」と赤面し苦笑した。
木下の占術で2世タレントを身包みを剥がすような鋭い視点で“ロックオン”が次々と連発された。そして、二人共“再婚の相”を持っているとズバリ指摘。
石橋は共通の知人を介して知り合い、昨年の誕生日である7月31日に京都人の一般男性と婚姻届を提出した。木下から「離婚する」と指摘されると、「新婚なのに」とワハハと笑うしかない様子であった。
続けて、木下は石橋の夫の生年月日から“独立トップ運”だと指摘し、アパレル関連の経営者である夫は「石橋を“一番の中心”にしていることから、離婚の原因があるとしたら石橋自身」と忠告した。
やけになった石橋は、「離婚した時、酒飲みましょうや!」と田原と約束する始末。木下はすかさず石橋を「愛情表現が事務的な所がある」「愛情表現を勉強出来なかった人生が残っている」とたしなめた。
石橋は両親が8歳で別居、9歳で離婚後にハワイに移住、多感な時期の高校生位まで木下が指摘した“拒絶と裏切り”を体験したことで心が傷つき、父が鈴木保奈美と新しい家庭を作った事を「凄くショック。自分は要らない存在じゃないのか、一緒にいたかった」と本音を吐露した。
木下は、この幼少期の辛かった頃の思いを父に話が出来ていない事が今後の離婚の原因になると指摘した。
「今でも傷ついているけどそれを隠している」、旦那には「父親を求めている」ことから甘えてしまう為、「過去の父への葛藤を直接会って伝えるべきだ」と愛を持って助言した。
また、アドバイスをしている最中に何かに気づいたのか、木下は石橋の顔を身を乗り出してよく観察。続けて、「自分の子供が苦労する、左眼の下に“黒子”が出来ている(旦那と知り合った頃から黒子が出現)。その人相は『目の下の黒子は子供との災いやトラブルを抱えて悩む』。また『因縁を繰り返す』だから気持ちを伝えて泣いた方がいい。『会ってハグ』」と実に辛辣な言葉を投げかけた。
番組収録後、石橋は父・貴明と約束があり実際に会ったようだが、その際には「言えなかった」そうだ。
胸の奥に閉じ込めた想い、大人になれば更に面と向かって身近な家族に気持ちを伝える事は難しいが、勇気を振り絞っていつか話せる時が来ることを願う。
(田岡令梛 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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