乗組員の痕跡なし、タイ沖合に不気味な「幽霊船」漂着

年明け早々の1月6日、タイにおいて漂流する「幽霊船」が発見されて騒動になっている。

この日、タイ最大の自然湖であるソンクラー湖から約100海里の地点を漂流している一隻の船が発見された。船は全長約80メートル、全体が錆に覆われており、乗員や貨物、身分証明書の類は一切なかったという。船体には中国語で「金水元2」と書かれていたが、出航した場所は現時点では不明だという。

この船はタイのシェブロン社の海上石油掘削施設のスタッフが発見したものである。通報を受けてタイ海軍が出動、公開された動画には武装したタイ海軍の職員が船の内部を調査する様子が捉えられている。

タイ海軍は回収を試みようとしたが、翌9日にナコンシータマラート県シチョン郡付近で曳航中に強風と荒波のために沈没したとみられている。このため現場から幅1kmの油漏れが発生し、現在漁業関係者の回避と周辺環境への被害を抑えることを目的に、周辺海域が封鎖されているという。




タイ軍のItthipat Gavinfuengfukul大尉は「私たちは船を陸に上げようとしましたが、到着する前に沈没してしまいました」と説明している。また、今回のような放棄された船に遭遇したケースは初めてだとしつつも、この船がタイの海域に不法に侵入したものかどうかは明らかにしなかった。しかし当局はこの船の船主を突き止めているようで、15日までに船を回収するよう船主に向かって呼び掛けている。

現在、船は水面から18メートル、シチョン郡の海岸から約28海里の地点に存在するとのこと。タイ側は今後も謎の船について調査を行っていく予定としている。

Authorities to pursue ghost ship probe

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©The Thaiger / Twitter

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る