ネッシーの存在を信じた動物学者が解雇された!?

ロンドンの自然史博物館にて、長年にわたって名門博物館の動物学者として高い評価を得ていたデニス・タッカー博士。彼は同博物館の科学主任を勤めていたが、1960年に急に解雇されていた。その真相が、新たに公開された資料によって明らかになった。

タッカー博士は解雇される数ヶ月前に『ニューサイエンテイスト』誌にネス湖の怪獣について寄稿しており、博物館の幹部はこの記事がきっかけで生まれる風評被害を懸念していたのである。

1959年に出されたメモには「評議員会は、いわゆるネス湖現象に公式時間や公式休暇を費やすことを承認しないことを知らせたい。職員の活動の結果、博物館が好ましくない宣伝に巻き込まれた場合、管理委員会は非常に不愉快な思いをすることになるだろう」と書類には書かれていた。

つまりタッカー博士は、学問的業績と高い評判があったにもかかわらず、ネス湖の怪物が実在すると信じているという理由だけで、その職を解かれていたことがようやく確認されたのである。




タッカー博士は結局、「館長や他の上級職員に対して継続的かつ執拗で反抗的な、一般的に攻撃的な行為」を理由に解雇された。

しかし実際には、タッカー博士はこの怪物を調査するための資金を確保しようとしただけだった。当時、彼は「自然史博物館に企画を持ち込んだ」と語っていた。

「自然史博物館には標本を集めるための探検隊がいる。しかし、彼らはネス湖の探検というアイデアを全く気に入りませんでした。彼らは私がこのテーマで講義することを拒否し、図書館への出入りも禁止された。私は動物学者として国際的な名声を得ていたが、今じゃ資格を取り上げられた弁護士みたいなもんだ」と、タッカー博士は突然の解雇についてコメントしたという。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Jim Moylan / PIXABAY

 

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