1日200km移動可能のハイイロオオカミ、1500kmの長距離移動は十分にあり得る

生物多様性保護の活動に取り組む非営利団体「生物多様性センター」によると、かつては約200万頭のハイイロオオカミが北米を自由に歩き回っていたが、政府の駆除プログラムにより減少。1960年代からは絶滅危惧種として保護の対象となっている。

政府による『絶滅危惧種に追い込む為』のプログラムという風に見えるが、なぜ政府は全力で『保護』に向かう、という立ち位置でないのかを殆どの人が問わない。

2021年11月29日月曜日16時49分、ローラ・コルパーの記事によると、OR93はその時点までに約1500キロも移動。ハイイロオオカミは2019年にオレゴン州北部のホワイトリバーパック生まれ。今年1月下旬にカリフォルニア州→オレゴン州→2月4日カリフォルニア州→南に向かい始めた。ロサンゼルスのダウンタウンから約120キロ離れたレベックの町の近くでこのオオカミの死体が11月10日に発見されたとのことで、犯罪性はないと魚類野生生物局は述べている。しかし、長距離を旅するという報道によって有名になり過ぎたホワイト(パック)生まれのハイイロオオカミは交通事故という暗殺とも考えられるだろう。




オオカミは、「パック」と呼ばれる群れで生活するが、その群れは成熟した雌、雄とその子どもたちからなる家族群、5~8頭程で構成され、生息環境と獲物の量に応じて、行動範囲は100~13000キロとなっている。

「オオカミの遠吠え」の鳴き声は、開けた土地であれば10km程も届くといわれている。ニホンオオカミ (C.l. hodophilax) は、既に絶滅と言われているが、発見されたというニュースを見聞きした記憶もあり、どこかに生息していることを望むのは筆者だけではあるまい。

オオカミが絶滅してしまった地域では、シカ等が増加し、森林の樹木などに被害があるといわれている。また最近ではクマも街まで降りてくるのは、山や森に鹿や熊の食べ物になる柿の木や芋を植えると増殖の原因になるとでも言わんばかりだが、食物がなければ街に来るしかないのでまるで籠城追い込み猟だ。わたくしがいつか100万円にて山に柿の木や芋を植えることを市等に寄付したいと思っている。解決策だ。

また、アイダホ州において地元米高校生が「保護」していたオオカミの子8頭を連邦職員が駆除するという痛ましい事件があった。連邦政府・農務省は、捕食動物であるオオカミを減らすために「必要な」措置だったと説明したが、こちら記事には先程の記述によると捕食者と非捕食者のバランスがあらなければならない旨、政府の人員は生態系勉強不足に思われるが高いIQ等、知能指数の高い要員を政府にも求める。もしくは政府の相談役に充てるべきだ。

環境保護団体は、こうした積極的な政府の駆除戦術(保護でも何でもない)により、アイダホ州のオオカミは1500頭から150頭まで減少すると警告。これは、2002年に制定された保護法の『下限』。

政府はレッドリスト数や『下限』を目標設定にしている組織だと言えそうだ。米国農務省は、この事件の理由を「成熟したオオカミを移動させるため、職員が(こどもの)狼8頭を殺したと認めた」というが、この部分は繁殖が生存理由になっていないどこか狂った人間の発言で米高校生の子狼の保護が健全正統と言える。

OR-93が行方不明になり、4月に首輪が彼の居場所を伝えなくなった。

オオカミが野生で再び自由に歩き回ることを垣間見ることができたことに感謝し、もっと安全な世界を提供できたらと述べ、カリフォルニアは、野生生物の接続を維持し、OR93のような動物を車の衝突から保護するために、出来るだけ多くことをしなければならないとしている。

【合衆国魚類野生生物局は生息数は下位48州で約6000個体と推定されているが、この種は「現在の範囲全体で安定していて健康的」であるとして、2019年3月に絶滅危惧種リストから削除された。】

6000頭がレッドリストにならないなら人間の数は多過ぎるのではないだろうか。




ナイジェリア中東部、29時間、ヤンカリ動物保護区内150キロ走り回ったにも関わらず、ライオンの姿はおろか、その足跡一つも見つけられない。ナイジェリアには約35頭。ライオンの生息地として有名なタンザニアや南アフリカなどの保護区や国立公園は、1平方キロメートル当たり約500ドル(約5万4000円)の予算で運営され、一方ヤンカリや西アフリカでは大半の保護区の運営予算は1平方キロメートル当たり36ドル(約4000円)。

この金額を知っても、人間には自然や自然動物の【管理】でも【保護】でも無理だ。無責任な意味の”放つ”という責任によって自然野生へ解き放ってやるべきだと思うが、その意味は人間が保護の意味で保護区内という枠内を見ても『無意味』だという意味だ。

アフリカ南部ザンビアでのこと、2019年5月東部州で野生のカバの駆除に着手、CNNに明らかにした。計画に対し、動物保護団体は強く反発しているのは当たり前だ。国立公園・野生生物局の発表によると、カバの駆除はルアングワ川渓谷で実施の経緯、2016年には保護団体の反対により棚上げされた3年後に再び持ち上がったのは政府は1度の決定に、もし、添わないなら保護団体や棚上げの意味がない。

ボーン・フリーは強く非難、ザンビアのルング大統領に対し、即刻中止を求める書簡を出した。野生生物省などは、カバの個体数の増加や川の水位の低下を駆除の理由として挙げているが、こちらも絶滅危惧種を更なる絶滅危惧種に追い込むプログラムにしか見えないのが政府だ。カバと川の水位に口出ししてはならない。

世界での個体数は推定で11万5000~13万頭。カバが生息する国では、保護策を優先するよう勧告・保護とは増殖の意味で有る。

政府の”駆除”という言い方は、”保護”の為ではないのは明らかなのに。

梅原璐生宮

画像©Andrea Bohl / PIXABAY

 

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