全国の疲れた中年を奮起させた!錦鯉が『M-1』6017組の頂点に

12月19日(日)に『2021年Mー1グランプリ』が放送された。

総合MCは今田耕司と上戸彩、そして審査員にオール巨人、サンドウィッチマン富澤、ナイツ塙、立川志らく、中川家・礼二、松本人志、上沼恵美子のお馴染みの顔ぶれ。

2年連続決勝、去年は4位だった錦鯉は、白ネクタイに白スーツ、スキンヘッドの長谷川雅紀(50歳)と黒ネクタイに黒スーツの渡辺隆(43歳)の結成9年の最年長コンビ。結成の理由を「出会った中で一番バカだったから」と語っている。

さて、見事に本年度優勝の決勝ネタを完全中継で追ってみよう。

長谷川「どうも~こんにちは~!」(大手を振って登場)
渡辺「今晩はだよ」(長谷川スキンヘッドを一発パチリと叩く)
長谷川「頭が良くなる本を買ったよ」
渡辺「早く読めよ」(パチリと叩く)

長谷川「どうも錦鯉です。宜しくお願いします」
渡辺「お願いしま~す!さあ!頑張っていきましょうか!」
長谷川「俺ね、今度後輩と合コンに行くんだよね」
渡辺「おじさんが合コンとか言うなよ。寄り合いって言えよ」
長谷川「合コンに行くの!!」
渡辺「いいよ行かなくて。穴でも掘ってろテメェ~」
長谷川「穴は掘らないよ!」「合コンに行くからさ、今からちょっと練習するからさ。ちょっと見ててよ」
渡辺「練習するの?」
長谷川「そうだよ!」
渡辺「お願いします」




長谷川「初めまして!ノリノリ♪ノリノリ♪ノリノリ雅紀♫」(大股開きで両手でコミカルな動き)
渡辺「飛ばしすぎじゃないか?相手まだこう道じゃないか?大丈夫よね?」
長谷川「で、おなじみの『雅紀』ですっ!」
渡辺「どっちも知らねーよ(パチリと叩く)テメェもダンスもしらねーよ!」
長谷川「じゃあ次はそこの女!」
渡辺「口わりぃな、口が悪い」
長谷川「お前名前なんてーんだ?!」
渡辺「ジャンプの主人公みてぇな言い方だな、スゲェなオイ」
長谷川「後藤って言うんだ!」
渡辺「後藤さんね」
長谷川「後藤何ちゃん?ハッ?後藤何ちゃん?ハッ?後藤何ちゃん?」
渡辺「教えたくねぇって!(パチリと叩く)お前に下の名前下の名前で呼ばれたくねえって」
長谷川「じゃあ次はそこの服着てるやつ!」
渡辺「だいたいそうだろ(パチリと叩く)だいたい服着てるだろ」
長谷川「キュウリ大好きっ子ちゃん?!」
渡辺「ペンネームしか教えてくんねぇのかよ。(パチリ叩く)名前すら」
長谷川「え!?パティシエやってんの!パティシエなの!?パティシエって何!?」
渡辺「パティシエね。パティシエ知らねーのかよ(パチリ叩く)何にびっくりしてたの今!パンにびっくりしてたの」

長谷川「こいつが!スペアンカー吉田!後輩なんだけどさ!そうだ!せっかくだからさ、一発ギャグとかや~れよ!イエェ~~~!」
渡辺「あ~嫌な先輩。嫌いだこいつ。凄いねなんか」
長谷川「スゲーウケてんじゃん」「俺も一発ギャグやりますっ!」
渡辺「ズルイよウケるからって・・」
長谷川「一口メンチカツを二口で食べる人オォホォ~~~~」(大股で左右に手を振り狂言風な締め顔)「会いた~い。会いた~~~~~ああ~い~~!!」「笑え!!」
渡辺「(パチリ叩く)どこでだよ。どこで笑うんだよ、つまんね~なげ~しキレ悪いしどこで笑うんだよ」

長谷川「あっ!ビール来た乾杯~!!ングッングッングッ」(態度が豹変)「帰れ!バカヤロウ!!」
渡辺「酒乱が早ぇ!!(パチリ叩く)」「お前が、お前が帰れ!」
長谷川「皆はさ、幾つなの?あ、21?22?へ~!あ俺?俺は50!」
渡辺「本当に帰れよ。本当に帰れってもう!」
長谷川「皆よりちょっとお兄さんか」(顎に人差し指差し恥ずかしポーズ)
渡辺「お父さんだよ!(パチリ叩く)バカヤロウ早く帰れ」
長谷川「そうだ!子供の頃さ、公園にさ紙芝居屋さん来てたじゃん!」
渡辺「来てねーよ、50代は知らねーよ」「知らねーんだよその文化、20代は、知らねーんだってばさ」
長谷川「紙芝居見ながらさ、何食ってた?俺は水飴!!」「緑の水飴!!緑の水飴がさ、田んぼの味がするんだよね!」
渡辺「ウルセェーなお前!(パチリ叩く)知らねぇ~って言ってるだろ!紙芝居屋は!」




長谷川「皆はさ!」
渡辺「オメエしか喋ってないんだ、さっきからずっとよ」
長谷川「好きなアルファベットってある?」
渡辺「(パチリ叩く)ねェよ!好きなアルファベットねぇよ」
長谷川「俺は『6!!!』」
渡辺「(パチリ×2叩く)バカだな!本当にお前はバカだ、数字にすんなよ!バカ」
長谷川「そうだ!乾燥したカカトみる?」
渡辺「(パチリ叩く)見ねぇよ!!しまっとけ乾燥したカカトは!!」
長谷川「皆はさ、嫌な椅子ってある?」
渡辺「(パチリ叩く)ねえよ、嫌いな椅子なんて!」
長谷川「俺は電気椅子!!」
渡辺「(パチリ叩く)皆嫌いだよ!!」

長谷川「古今東西イエェ~~~!!!」
渡辺「古いよ」
長谷川「50歳過ぎたら体が痛くなる場所!」(手拍子パンパン♪)「“ひ~ざ”」
渡辺「(思い切りバチン!叩く)ふざけんなよ、お前!」 「ひ~ざっっ!!しかねぇんだよお前、あんな力強いのやめてくれ」
長谷川「なんだこの合コンつまんねぇ!スペアンカお前のせいだからな!」
渡辺「お前のせいだよ(パチリ叩く)」
渡辺「どうも有難うございました」

最終決戦は「オズワルド」「インディアンス」「錦鯉」3組のネタは各々良かったが、やはり錦鯉には勢いがあったようだ。

大声を張り上げて頭をド突かれ過ぎの長谷川、渡辺のコミカルなリズムの良いツッコミ力のこのコンビがやはりこの大会では抜きん出ていた。

50歳の長谷川、人生に花が咲いた瞬間であった。最終決戦のネタも絡めて本当に心底そう思う。長谷川は大粒の涙を流し「諦めないでやって来て良かったと思います。僕はラストイヤーが56歳だったんで」

そして、すかさず渡辺がパチリと頭を叩くと、スタジオ大爆笑。

サンド富澤、ナイツ塙がもらい泣きのなか、松本からは「もうね僕ね今まで決勝でこんなに悩んだ事なかったですね。本当に僅差でしたけど、最後の最後は一番バカに入れようと思って錦鯉にしました」という一番の賛辞を得た。

おめでとう、錦鯉。

(田岡令梛 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像『くすぶり中年の逆襲

 

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