
アトラスでも度々紹介しているが、イギリスのパブには必ずと言っていいほど怪談話があるようだ。ウィルトシャーで最も幽霊が出るパブと言われているドーセットの「ロング・アームズ」も例外ではないという。
なんでもつい最近店内の防犯カメラが捉えていた映像には、接客中のスタッフや客の目の前でグラスが勝手に割れるという瞬間が捉えられていたのである。
この動画を公開したのはパブのオーナーであるRob Allcock氏。彼は、最近起きた超常現象と思しき瞬間が捉えられた映像として、SNS上にパブの監視カメラ映像の一部を公開した。
So #George our resident ghost👻 is playing up tonight, keep watching the bottom shelf👻😬👻👻👻👻👻 pic.twitter.com/PnoWqwMvjY
— The Longs Arms (@TheLongsArms) December 4, 2021
その映像には、カウンターの中で働く2人のスタッフと談笑する1人の男性客の様子が捉えられている。しかし、ふとした瞬間にカウンターの内側にある棚に置かれていたグラスが、弾けたように粉々になってしまう。
近くにいたスタッフが後ずさり、他のスタッフや客も驚いているが、動画をよく見るとスタッフがグラスから離れていたにも関わらず、自然に割れた様子が確認できる。
動画を見た人からは「何かがグラスの上に落ちたのではないか」という意見が寄せられているそうだが、 Allcock氏は納得していない。棚の中に仕舞われている状態のため、何かがぶつかって割れるのも難しいこと、そして「割れたのは1つのグラスだけで、二人とも触ってはいない。
それなのにギネスグラスの底が吹き飛んでいるんだから」という。なお、近くにいたスタッフは彼の妻だったそうで、「彼女はかなり怖がっている」とも語っている。
なお、このパブはあまりに超常現象が起きるせいか、スタッフやお客も奇妙な現象に慣れており、スタッフやお客さんからは不気味な体験談や建物に以前住んでいた人の話などが寄せられているそうだ。
「普通、何かを見た後に振り返ると、そこには誰もいないとかはしょちゅうです。両開きのドアがあるキッチンに行くと、誰かが反対側にいて引っ張っているかのように開くんですよ」と Allcock氏は語る。
今回のグラスも幽霊のしわざだったのだろうか?気になる人はぜひ動画を見てみてほしい。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)