MH370便の所在がついに判明か?イギリスの技術者が範囲を特定

アトラスでも何度か紹介しているが、2014年3月8日にクアラルンプール国際空港から離陸したマレーシア航空370便が突如として姿を消した事件は未だに証拠が発見されておらず、21世紀最大の消失事件として5年近く経った今でも多くの人々が痕跡を探している。

失踪の理由については様々な説が唱えられているが、現在では事故ではなくパイロットが何らかの理由で故意に飛行経路を変えた可能性が高いと考えられている。しかし残骸を発見することはほとんど不可能であり、数年にわたって行われた大規模な捜索でも機体の行方を特定することはできなかった。

しかし先日、イギリスのあるエンジニアが、行方不明になったマレーシア航空370便の正確な所在を突き止めたと主張して注目を集めている。

今回名乗りを上げたのはイギリスの航空技術者リチャード・ゴドフリー氏。彼はMH370便が眠っている場所を、「オーストラリアのパースから西に2000km離れたインド洋上に特定することができた」と主張している。




彼の調査結果によると、残骸は40海里の特定のエリアに最大1.2キロの深さにあるそうで、これまでの捜索範囲よりもはるかに狭い範囲となっている。また、「残骸は海底の崖の後ろや峡谷の間にあるかもしれません」とも述べている。

この場所を見つけるため、彼は複数の異なる情報源からの複数のデータセットを組み合わせたという。彼は以下のように語った。

「インマルサットの衛星データ、ボーイングの性能データ、海洋学的な浮遊物の漂流データ、WSPRのネットデータを組み合わせるというアイデアは、これまで誰も持っていませんでした。私たちは、MH370便で何が起こったのか、そして今後どのようにしてそれを防ぐのかについて終止符を打つとともに、飛行機を利用する一般の人々や航空業界に答えを示すことができると期待しています」

しかし、現場が特定できたとしても実際に捜索に出るのは難しいという。一つはやはり資金的な問題だ。

「現実的には南半球の夏に南氷洋に出たいと思っていますが、資産を集めて短期間で現場に行くことはできないので、1年後に再開されるかもしれません」と彼は語る。なお、現場上空を数回フライトして確認する必要もあるとのことである。

捜索が再開されたとき、この場所で何が発見されるのか。もしかしたら、彼がMH370の謎を完全に解き明かしてくれるのかもしれない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©b1-foto / PIXABAY

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る