【スペイン発】数百羽の鳥の死骸が空から降ってきた…

スペインのある病院の敷地内に、何百羽もの鳥の死骸が空から降ってくるというまるでホラー映画の展開を思わせるような事態が発生した。

それは、11月26日金曜日にフェロール市のフアン・カルドナ病院で起こった。日中、約200羽のムクドリたちの死体が飛行中に突然死し、歩道や駐車場の車、そして道行く人々の上に次から次へと落下してきたのである。

この悪夢のような光景を目撃した人によると、ムクドリ達は「病院の救急エリアの木から出てきて、一瞬、空を飛んだかと思うとすぐに地面に落ちてきた」という。




市の担当者は地元メディアに対し、「鳥の死骸は回収され、今は何が起こったかの解明を待っているところだ」と述べたが、「原因究明は簡単ではない」と注意を促した。

恐らくだが鳥インフルエンザ等の可能性はないという。今回の大量死は、2月にスペインで発生した同様の事件や、2019年にウェールズで発生した数百羽のムクドリが同じような不可解な状況で死んだ事件に続くものである。

前の事件では最終的にムクドリが空中で回避行動を取ろうとしたために死亡したことが判明したが、今回フェロール市の病院で起きた集団死事件も同様の事例だったのではないかと考えられている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Elstef / PIXABAY

 

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