ベルリン空港のある家を巡り、Googleマップユーザーがナチス説唱える

ベルリン国際空港の滑走路にある謎の建物は、第二次世界大戦中にドイツ空軍が使用していたのではないかという説があり、Googleマップファンの間で議論になっている。

空港関連の都市伝説と言うと日本の羽田空港にある鳥居などが有名だが、同様の事例は海外にも存在するようだ。

先日、海外の投稿サイトRedditにて、とあるGoogle Mapsのスクリーンショットが注目を集めた。それは日頃飛行機が行き来するはずの滑走路の側に、一件の家が建っているというものである。このスクリーンショットを投稿したユーザーによれば、ベルリンのシェーネフェルト空港を捉えたものだという。

果たして、滑走路の中に一件だけ建っている家の正体は何なのか。この画像を見た人たちから様々な推測や回答が寄せられた。

あるユーザーは「Flugplatz Katterbach/Ansbachの飛行場で同じようなデザインの建物を見ましたが、現在は管理部門として再利用されています」と推測。また別の人はこの家について「ジェネラルズ・ホテル」と呼ばれていた建物だと述べた。




1947年から1950年の間、ドイツ民主共和国時代に国賓を宿泊させたり、挨拶させたりするために建てられたものではないか、としている。また、2018年から2020年までベルリンのシェーネフェルトで働いていたというユーザーからは、「かつて警察署として使われていたらしい。確かに、周りに警察車両が停まっているのを見た記憶があります」という証言が寄せられていた。

このように家の正体については諸説あるが、とあるユーザーがショーネフェルト空港の過去の地図と照らし合わせたところ、過去の地図には記載が無かった事を発見。そこから「空港のの拡張時に取り壊す必要のなかった古い建物で、以前は使われていたかもしれない。建物もまだそれなりに良い状態であり、取り壊す理由や予算もないため、そのままにして残されているのでは」と推測していた。

旧空港敷地のど真ん中に位置していることから、昔の荘園の一部が空港の土地として充当され、そのまま残されたのではないかと考えられている。

様々な推測が出てきているが、建物の正体はまだ明らかになっていない。空港の関係者が写真を確認するまでは、結論は出て来ないのかもしれない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Google

 

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