フリーメイソンが重視する最高のマジックナンバーといえば「33」である。

「33」といえば、フリーメイソンの最高位でもある。そして、イエス・キリストが十字架にかけられたのも33歳。「33」にはカバラ数秘術でも不思議な魔力も持つ、とされるが、実は地球上の北緯33度の地域もパワースポットだったり、大国が覇権を争う地域だったりするのだ。


“Holy Land – Mount Hermon” / Chatham University JKM Library

【「聖なる山」「呪われた山」であるヘルモン山】

シリアとレバノンの国境付近に、古来から領有権を巡って、ユダヤ・キリスト・イスラム教徒が血みどろの争いをしてきた山がある。北緯33度、東経33度に位置するヘルモン山だ。

現在のヘルモン山はシリアが支配しているが、南部の稜線にあたるゴラン高原は1967年の第三次中東戦争以降はイスラエルの支配下にある。そして、頂上にはイスラエルと国連のレーダー基地があると謂う。中東の歴史で重要な意味を持つ、ヘルモン山だが、新約聖書に於いても重要な場所とされている。

ヘルモン山では「イエスの変容」が起きた。「イエスの変容」とは、マタイ・マルコ・ルカの福音書に記述された、イエス・キリストが高い山に弟子たち(ペトロ、ヨハネ、ヤコブ)を伴い、旧約の預言者であるモーセとエリヤと語り合いながら白く光り輝く姿を弟子たちに示した、という出来事を謂う。

Mount Lebanon
Mount Lebanon / OSU Special Collections & Archives : Commons

「六日ののち、イエスはペテロ、ヤコブ、ヤコブの兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。ところが、彼らの目の前でイエスの姿が変り、その顔は日のように輝き、その衣は光のように白くなった。すると、見よ、モーセとエリヤが彼らに現れて、イエスと語り合っていた。(中略)彼がまだ話し終えないうちに、たちまち、輝く雲が彼らをおおい、そして雲の中から声がした、『これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である。これに聞け』。弟子たちはこれを聞いて非常に恐れ、顔を地に伏せた。イエスは近づいてきて、手を彼らにおいて言われた、『起きなさい、恐れることはない』」




そして、イエスは生涯33回の奇跡を起こし、33歳で亡くなったとされる。

この史実を考察すると、ヘルモン山の緯度にしても、イエスの奇跡・寿命にしても「33」が頻繁に出ている。一見、北緯33度に位置するヘルモン山は奇跡をもたらすパワーを宿す「聖なる山」であるかのようにとれるが、実は災いをもたらす「呪われた山」でもあるのだ。

実はヘルモン山は堕天使縁の地でもある。ヒプノセラピストのドロレス・キャノンによると、「ヘルモン山の堕天使達は人間を大虐殺したり、遺伝子操作をして、様々なハイブリッドを創った。神話の登場人物や獣と人間のハイブリッドを表した古代の彫刻や絵画は実在していたものである」と謂う。

My buddy and me
My buddy and me / waitscm

そして、聖書の外典・エノク書によると、ノアの大洪水は、このヘルモン山に降り立った堕天使を滅ぼす為のものだったそうだ。

ヘルモン山に関して、古代シュメールの最高文学作品として知られる、「ギルガメシュ叙事詩」にも似た記述がある。「半神半人ギルガメシュ(獣と人間のハイブリッド)がレバノン杉を取りに現在のレバノンとヘルモン山まで遠征した」のだそうだ。旧約聖書に登場する天使は三分の1が堕天使になったそうだ。100の三分の1は33.33333…である。

roswell
roswell / Noodle Bones

【北緯33度がUFOを呼ぶ!?】

ヘルモン山から見て、ちょうど地球の裏側には、あの有名なロズウエル事件が起きたロズウエルが位置する。つまり、ロズウエルも北緯33度である。1947年のロズウェル事件以後も、1952年、56年、57年にもUFOが大量に目撃された。

偶然なのか、それらの年はイスラエル建国や中東戦争など、イスラエルに関する歴史的な出来事が起きた年である。ヘルモン山のイスラエルレーダー基地にしても、「北緯33度」「UFO」「イスラエル」の三者にはどのような関連性があるのだろうかー。

UFO出現事件でいえば、中国・インド国境付近で兵士による目撃例が100件以上もあるUFOが頻繁に出現する一帯があるが、この地域はインド国境近辺で、やはり北緯33度である。これらのUFO事件の解明に、国家機関「インド宇宙研究機関」(ISRO)・インド国防研究開発機構(DRDO)・インド国立技術研究機構(NTRO)までが究明に乗り出したが、事件は未だに謎に包まれている。




またUFOが出現したり、通過中の船舶や飛行機が突如何の痕跡も残さず消息を絶つという三角形の海域「バミューダトライアングル」も北緯33度に位置している。バミューダトライアングルは「魔の三角地帯」と呼ばれる世界最大のミステリースポットであるが、空中を飛行するUFOのみはでなく、水中を走るUFOや、空から海中へ、海中から空へ飛び上がったりするUFOの光景も度々目撃されている。

その為、「消失した船や飛行機は宇宙人に誘拐された」という説があるが、乗組員の遺体も発見されているので定かではない。「バミューダトライアングルの海底にブラックホールのようなものがある」という説もある。昨今では、グーグルアースの衛星写真で海底ピラミッドのようなものが発見されたが、未だに実態は解明されていない。

何れにしても、バミューダの北緯33度にも巨大がパワーが存在していると謂えよう。(後編に続く)

画像©Miguel Ramirez / PIXABAY

文:深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

著書
あなたも霊視ができる本 」文芸社
世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版

 

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