進化か、それとも退化か…奇妙な尻尾の生えた赤ちゃん

人間はサルから進化したとされており、腰には尾の名残が骨になって存在している。だが、世界に目を向けると「尻尾」が生えて産まれてくる人もいるようだ。

先日、プラジルにて「尻尾」がある状態で赤ちゃんが産まれたが、その尻尾が非常に珍しいものだったために注目を集めている。

ブラジルのフォルタレザにあるアルバート・サビン小児病院にて、一人の赤ちゃんが35週目の早産で生まれた。しかし、この赤ちゃんには細い紐のような12cmの尾があり、さらに先端に4cm幅の肉の球がついているという非常に奇妙な「尻尾」が備わっていたのだ。

  Journal of Pediatric Surgery Case Reports(記事内に画像あり)
  A true human tail in neonate

幸いにも赤ちゃんは尻尾以外に大きな合併症もなく健康体であり、出産前の検査では尻尾は発見されなかったものの、その後超音波検査で尻尾が子供の神経系に付着していないことが確認。出産後に外科手術で除去されたという。

切除された後の尻尾を分析したところ、肉球は脂肪と胚性結合組織でできており、尻尾自体は骨のない組織であることが解った。




この出産と手術の記録は、Journal of Pediatric Surgery Case Reportsに掲載されており、報告書ではこの尻尾は「まれな先天性異常」であると結論づけられている。

我々は皆胎児の時には尻尾を備えているが、妊娠後数週間で体内に再吸収される。だが、非常に稀なケースとして、尻尾が再吸収されず成長し続ける事があるのだそう。

しかし、なぜ一部の胚の尻尾が再吸収されないのか、その科学的背景は「完全には解明されていない」と認めている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©RitaE PIXABAY

 

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