北米大陸に鬼が生息していた!?角の生えた「ネフィリム」の頭蓋骨

まずは、こちらの画像を見てみてほしい。

全体が茶色いドクロのようだが、その額には尖った2本の長い角があり、こめかみから頭頂部にかけて枯れ草で飾りつけられているように見える。

すわ、「鬼」の頭蓋骨かと我々日本人は考えてしまうが、海外ではこのドクロは聖書に登場する長命な巨人族「ネフィリム」のものだとされている。

ネフィリムは旧約聖書の創世記や旧約聖書外典の「エノク書」等に登場する、堕天使と人間の女性の間に産まれた種族だ。際限ない食欲を持つ巨人で、食べ物がなくなると共食いすらした。しかし彼らは聖書の大洪水により滅ぼされたとされている。

この頭蓋骨は1880年代、アメリカのペンシルバニア州ブラッドフォード郡セイア近郊のスパニッシュ・ヒルという古墳で発見されたものである。角を除いて解剖学的には正常な成人男性と同じだったが、身長は約2.1メートルあったため巨人族の頭蓋骨と見なされたのである。

The Mysterious Horned Skulls of Pennsylvania




なお、埋葬された時期は西暦1200年頃だという。この時代に、頭部に角の生えた巨人族が北米大陸に生息していたのだろうか。可能であれば実物を見てみたい所だが、この頭蓋骨はフィラデルフィアの博物館に送られたものの、その後の行方は杳として知れないという。

このドクロは「The Watchtowers」という書籍に「『巨人の谷』で発見された角の生えたネフィリムの骸骨」として紹介されたのがきっかけで注目を集めた。しかし、それ以上の詳細は書かれていなかったため、真偽については非常に怪しい所が多い。また、聖書のネフィリムも大きな体をしていたという記述はあるが、角が生えていたりと体に変わった特徴があったという記述はない。

恐らく、このドクロは鹿などの角をくっつけて作ったものにすぎず、全身の骨も含めてでっち上げだったのではないか、という説が濃厚である。本来は人骨を加工して作成した仮面だったものが、異質な見た目から伝説が一人歩きしてしまったのではないか、とみられている。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©End Times Productions / YouTube

 

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