
幸せな幸福絶頂の人間にだけ見える妖怪である。人間が一生涯に経験する幸せの量というのは決まっており、それを超えて幸せを満喫した者には目の前に「おたふく女」が現れる。
「おたふく女」を見たものは猛烈に死にたくなるという。
見たものは一気にあの世に引っ張られる。引っ張られたものは死後も満面の笑みを浮かべている。
「おたふく女」は下ぶくれで広いおでこ、切れ長の細い目をしているらしい。肩までの長い髪の毛、白い粉を振ったぐらい色白の肌が特徴的である。
意味不明の自殺、正体不明の飛び込みなど、被害者たちに具体的な理由のない自死は「おたふく女」の仕業であるという。
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(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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