その地方ではお盆時期に先祖が山から帰ってくると言われていた。「ふたもの」はその山に住んでいる妖怪。

頭から胴までの下半身のない人が二体。一体の上半身はは逆立ちをしている格好で、その上にもう一体の上半身を乗せて一つにくっけた状態である。そして逆立ちしている上半身が足の役割をする。

髪型は後ろ髪が長く、前髪がきちんと揃えられている。肌は青白く、所々斑点ような形が浮き出ている。

山に入ってその姿を見たものは精神がおかしくなると言われている。ふたものは、自分の姿を見た人間を山に引きずり込むためにに追っかけてくる。その時「多い」「無駄だよ。無駄だよ」と言う言葉を繰り返す。




なお、姿を見てしまった人間は、鼻血を出し頭の毛が真っ白になり、直立した状態で固まって動けなくなる。

ふたものは、視界が広いと言われている。その理由は、上下にある4つの目玉をそれぞれ左右に動かすことができるからだ。

投稿者は、遠縁の少年とともにこの妖怪を目撃したが、双眼鏡で覗いた親戚の少年が鼻血を出した。幸い至近で目撃しなかった投稿者は、祖父母宅に逃げ帰り、救援を求めることができた。ふたものから車で逃げて、投稿者は寺まで搬送された。その後、2時間40分ほどお経を唱えることでこの困難な状態を打開することができた。

ちなみに頭が白髪になった親戚の少年は、両親が出家し修行したおかげで、5年後に回復することができたらしい。

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(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©mila-del-monte / PIXABAY

 

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