
NASAの宇宙生物学者リンゼイ・ヘイズ氏が、「宇宙にいるのは地球人だけなのか」という最も基本的な疑問の一つに公式に回答した。
宇宙は広いため、どこかに必ず我々と同等かそれ以上に進歩した知的生命体が生息する惑星が存在しているのは間違いないだろう、と考えられている。しかし、それを裏付ける証拠はいまだに見つかっていない。そのため、科学者の中には宇宙に異星人の痕跡を探すことを生涯の情熱とする人もいるほどだ。
宇宙生物学者のヘイズ氏は、最近配信された動画にて、我々の住む地球以外の生命体の探索について、そして少なくとも私たちの太陽系のどこで生命体を探しているかについて詳しく語っている。
その中でも特に注目されているのが、我々人類のような高等生物よりも、宇宙全体ではるかに多く存在すると思われる微生物の痕跡を探す事だという。
「私たちは火星のごく一部しか探査できていません。火星は、太陽系内では生命探査における有望な天体ですが、複数ある天体のうちのひとつにすぎません。例えば土星の衛星エンケラドスや木星の衛星エウロパのような太陽系外縁部にある氷の月には、生命が生息できる地下海があるかもしれません。私たちの太陽系以外にも、他の星の周りに太陽系外惑星がたくさん見つかれば見つかるほど、生命が存在しうるさまざまな環境について知ることができます」
ヘイズ氏の発言は記事中の動画で聞く事ができる。気になる人はぜひ動画を見てみて欲しい。
We Asked a NASA Scientist: Do Aliens Exist?
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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