
10月31日は亡くなった人たちの魂が現世に出てくると言われているハロウィンだ。そのため、10月は海外では心霊関係の話題をよく耳にする。
今回注目を集めているのは、海外でお化け屋敷ツアーを行っているコリン・シモンズさん(56歳)。彼は毎月、イギリス各地の心霊スポットでツアーイベントを行っているが、彼のツアーは「とにかく怖い」事で有名だという。心霊スポットの案内をするよりも怖がっているお客さんを落ち着かせる時間が長いとか、また恐怖で途中棄権するお客さんもいるという。
EXCLUSIVE: Meet the real-life ghostbuster whose tours are so scary people flee in terrorhttps://t.co/g57ENB0QlU pic.twitter.com/LpBmHVVaPJ
— Daily Star (@dailystar) October 23, 2021
超常現象調査員のシモンズさんはDaily Star Sunday紙のインタビューに次のように語っている。
「霊との接触を経験すると、人は恐怖を覚えます。ある人は特定の場所に近づかなくなり、ある人は興奮してパニックになり、ある人は感情が高ぶって涙を流してしまいますが、これは霊が一緒にいることを示しています。ツアー中では服を引っ張られたり、体を触られてパニックになり、動けなくなってしまう人もいます。『これ以上は無理だ』とツアー参加者に言われたこともあります。しかし何も心配することはありません。死者は基本的に、あなたに危害を加えることはありませんから」
ここまで来ると、彼のゴーストツアーがどのようなものが気になる。そこでDaily Star Sunday紙は彼と彼の仲間の調査員であるカリン・ビーサントさんと共に、実際にコーンウォール州ボドミン・ムーアに建つ心霊スポットのホテル「ジャマイカ・イン」のゴーストツアーに参加することにした。
深夜のセッションのため、霊の声を聞き逃さないようにアンプなどの専門機器や電磁場を検知する機器も用意し、万全の体制で調査に挑んだ。その結果、取材陣は電気を消してしまう女将の幽霊エリザベスと、足フェチで、ラム酒と気の強い女性が好きなジャックという酒豪の幽霊に遭遇することに成功したという。
シモンズさんは11年前から霊の調査を行っていて、霊とつながった経験もたくさんあるという。機会があれば、興味のある方はイギリスまで彼に会いにいってみてはいかがだろうか。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Kevin Sanderson / PIXABAY