「不吉を予兆する悪魔の猫」「ロンドン塔の熊」…世界の奇妙な動物霊【前編】

幽霊が出てくる話は多々あるが、中にはユーモラスな話もあるようだ。
たとえば、海外のコメディアンのジョー・ライセットは、「犬の幽霊が自分の家の玄関でおしっこをする」ので困っていると番組で告白して注目を集めた。このような怖いようで怖くない?動物霊の話は少なくないようだ。
今回はそんな動物霊による奇妙な話をいくつか紹介したい。
「ペットのような白い犬の幽霊」
「ビーイング・ヒューマン」という作品で狼男ジョージを演じた俳優のラッセル・トヴェイ氏は、友人の家に泊まったときに白い犬の幽霊を見たという。以前にも霊感のある人が家の中で何もないはずの空間を撫でているように見えたことがあり、訊ねてみると「犬を撫でている」と答えたそうだ。この犬は子犬らしく、その後ラッセルも子犬が階段を降りてくるのを目撃しているそう。
Tower of London – London, United Kingdom / Dougtone
「ロンドン塔の熊」
有名なロンドン塔にはなんと猛獣の幽霊が出るらしい。かつてロンドン塔を警備していた歩哨が、いきなり目の前に毛むくじゃらの大きな熊と遭遇。驚いて手にしていた銃剣で撃退しようとしたが、刺した後に彼はショックで倒れてしまったという。だが普通ならあり得ない場所で熊を目の前にしたショックからではなく、銃剣が肉ではなく壁に当たってしまったという事実からだった。
black cat with amber eyes / wuestenigel
「不吉の前兆?の黒猫」
アメリカ連邦議会議事堂には、いわゆる「悪魔の猫」が出没すると言われています。このネコは黒猫で、株式市場の暴落やケネディ大統領の暗殺などの重要な事件や悲劇が起きる前に目撃されているという。
Over the Garden Fence (dog style) / OakleyOriginals
「飛行隊長の愛犬」
イギリスのリンカンシャー州にあるイギリス空軍な飛行場であるRAF Scamptonには、飛行隊長だったガイ・ギブソンの愛犬の幽霊が出るという。基地内では犬のうなり声が聞こえるほか、1987年に撮影された写真には彼の愛犬と全く同じ茶色のラブラドール・レトリバーの姿が写っていたという。
【後編に続く】
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