
ハロウィンシーズンが間近に迫ったこの時期、イギリスのヨークに建つナイトクラブにて奇妙な現象が監視カメラに捉えられた。
ナイトクラブ「ポップワールド・ヨーク」のマネージャーが公開した動画は店内に設置されていた防犯カメラのものである。
店内に最後に残っていたマネージャーが店を出ていった数秒後、椅子の一つが勝手に床を滑っていき、止まってはまた動くという動作を何度も繰り返す様子が捉えられていたのだ。
Ghost moves a chair in York pub
ナイトクラブのFacebookページには「これでうちのマネージャーが一人で作業するのは最後だな。店内のゴーストもハロウィンが近いことを知っているようだ!」とコメントが残されている。確かにマネージャーが公開したこの不気味な映像は、多少の物議を醸しているとはいえ、時期的にみるとタイムリーなものだ。
だが、この動画は本当に超常現象を捉えたものなのだろうか。それとも何らかの要因で椅子が移動したにすぎないのだろうか。定点観測している防犯カメラでは部屋全体を見渡すことはできないし、解像度も低いため、誰かがカメラの死角に入る位置に立って、椅子の脚に結ばれたひもや釣り糸を引っ張って動かしている可能性がないとは言い切れない。だが、この動画でトリックがあるかどうかを確認するのは非常に困難だろう。
この店にはお化けがいるのか、それとも誰かの悪ふざけなのか?気になる人は動画を見て確かめてみてほしい。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)