現代妖怪「骨なしのかぐや姫」

竹でできた籠や笊などを制作している夫婦者が体験した話である。

その夫婦は道の駅に竹細工製品を卸している。そのため材料となる竹をたくさん毎日採取する。普通は採取した竹を2週間ほど干してから使うのだが、この夫婦の場合、生の状態でふしごとに切り分け着いたという。

ある日、奇妙な竹に当たってしまった。

何やら柔らかく薄い蜂蜜のようなものが入っている。振ってみると何やら中に入っている。すると、強烈な2つの目玉と左手らしきものが確認できた。思わず驚いて投げ出してしまうと、地面に落下してその物体は水分をなくしてしまった。

自宅に帰った後、妻にこの話をしたところ「それはもう少し時間をかけて育てればかぐや姫になるでしょう」と言われた。しかし、夫はそんな可愛いものになるとはとてもじゃないが思えなかった。

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(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY

 

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