
先日、アトラスではネズミの尻尾がなぜか絡まり合って結ばれてしまうという不思議な現象「ラットキング」について紹介した。
この「ラットキング」という現象は欧州を中心に存在が確認されているもので、互いの尻尾が絡まっていることに気づいたネズミ同士がパニックに陥り、お互いに引き離そうとするほど結び目がきつくなって尻尾が結ばれてしまうのでは、という仮説が存在しているが、今も原理は解っていない。
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ネズミの尻尾が結ばれてしまう!?不思議な現象「ラットキング」
そんな「ラットキング」のリス版とも言える珍しい光景「スクワールキング」がアメリカで確認された。
10月1日、ミシガン州グランドブラン・タウンシップ警察に市民からとある通報が寄せられた。それは「尾が結ばれた7匹のリスがいる」というものである。現場に到着した警官が発見したものは、互いの尻尾が絡まった状態で団子のようになって木の下に落ちている子リスたちの姿だった。
なお、このリスたちも何者かに尻尾を結ばれた訳ではなく、巣の中にいた子リスたちの尻尾が自然にこのような状態になってしまい、皆一緒に巣穴から転がり落ちてしまったのではないかと考えられている。
警官は母リスに見守られながら、根気強く7匹のリスたちの尻尾をほどいてあげたという。リスの尻尾は多少傷ついていたそうだが、時間がたてば自然に治るらしい。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Grand Blanc Township Police Department/facebook