【豪州発】怒れるカラスの攻撃でドローン宅配サービスが一時停止

現在、社会において幅広いドローンの活用方法が模索されている。ドローンを宅配サービスに使う事はその代表的な例だ。ネットで注文した商品が数時間後には自宅の前にドローンで届けてもらえるというのは利便性も高く、日本でも実用化を目指して実証実験が行われたりしている。

そんな中、オーストラリアにてドローン宅配が意外な妨害にあってしまい、サービスが一時停止に追い込まれるという事態が発生した。

報告があったのはオーストラリアの首都キャンベラ。同国で宅配サービスを提供する「ウィング(Wing)」社は、2019年からキャンベラでコーヒーや薬、事務用品等をドローンを用いて宅配するサービスを行っているのだが、この配達用ドローンがカラスに襲撃される事態が相次いだ。

Raven attacks drone delivery in Canberra

利用者のの一人であるベン・ロバーツさんも、毎日ドローンで朝のコーヒーが届くのを自宅の外で待っていたところ、ドローンがカラスの攻撃を受けている様子を目の当たりにしてしまった。彼は「ドローンが鳥に破壊されるのは時間の問題だと思う」と語っている。

問題の襲撃はキャンベラのハリソン郊外の一部に限定されるそうだが、カラスによる襲撃があまりにも頻繁に起こっているため、ウィング社は「この地域では問題の解決策が見つかるまでサービスを一時停止せざるを得ない」と9月21日に発表している。




ドローンの襲撃事例を確認すると、どうやらカラスはドローンを縄張りの脅威と認識しているらしいと考えられている。UAV Training Australia社のチーフパイロット兼インストラクターのウェイン・コンドン氏は、鳥の営巣地の近くでドローンを飛ばすことは避け、攻撃を避けるためには早朝に飛ばすのがベストだと述べる。

また万が一攻撃された場合はドローンを鳥から遠ざけることを提案しているが、ドローンは自律的に動作するようになっているため、あまり有効な解決策とはいえないとのことだ。

果たして、無事にドローンによる宅配サービスはいつ再開されるのだろうか。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©news.com.au / YouTube

 

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