世界中の海で撮影された、心を揺さぶる写真を選出する「オーシャン・フォトグラフィー・アワード(Ocean Photography Awards)」。2021年の受賞作品として選出された作品の中に、驚くべき瞬間を捉えた一枚があった。

それは小さな魚が大きな口を開け、まるでタバコを吸っているように見える1枚だ。こちらは海洋写真家のスティーブン・コバックス氏が7月26日にフロリダ州パームビーチで目撃して撮影したのち、自身のInstagramで公開したものである。

写真の魚は浅い海に生息するオキエソの一種。一見魚が人間の真似をしているようでユーモラスに思える一枚だが、実際には一服どころか食べ物だと勘違いして食べようとしていたという。コバックス氏は「見つけた時には半分以上も飲み込もうとしていたので、撮影後すぐに魚を助けずにはいられなかった」と語っている。




この写真は今年の「オーシャン・フォトグラフィー・アワード」の8部門のうち「保全」部門にノミネートされた。コバックス氏が撮影した写真以外にも、海中に廃棄された漁具に絡まって死んだウツボや海に漂うマスクを運ぶタツノオトシゴなど、人間が捨てたゴミが海中で生物たちの脅威になってしまっている瞬間を捉えた写真が受賞作に選ばれていた。

「オーシャン・フォトグラフィー・アワード」受賞作品はどれも胸を打つものが多いため、気になる人はぜひ見てみてほしい。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Ocean photography awards 2021/Instagram

 

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