ロンドン・ヒースロー空港に出没する、山高帽をかぶった幽霊

世界有数の空港の一つであるイギリス・ロンドンのヒースロー空港は1929年に開港し、現在では1日に約20万人の乗客がゲートを通過しているという。そのヒースロー空港の周辺では、長年にわたって幽霊のような謎の人物の目撃情報が数多く寄せられているという。

その一つが、謎の「山高帽の男性」だ。彼は常にダークスーツにボーラーハット(山高帽)という姿で、空港内部を歩き回っているという。古めかしい格好のこの幽霊が目撃されるようになったのは、1948年に起きた飛行機の墜落事故以降であるらしい。

この日の夜、霧が深いという悪天候にもかかわらず着陸しようとしたサベナ社製ダグラスD3機が墜落、炎上して19人が死亡するという大事故が起きた。「この飛行機はブリュッセルを出発する際、空港に緊急着陸の要請を出していた」と当時の地元紙は報じている。多数の医師や看護婦、消防隊員らが駆けつけて消火と救護に当たったが、あまりに規模が大きかったため多くの乗客は助からなかったという。

Belgian plane crashes at Heathrow Airport (1948)




事故の後、空港に「自分のブリーフケースを見なかったか」という男性が現れた。男性はしばらくして姿を消し、職員らが男性の行方を探していたが、消防隊員によって男性の姿が事故で亡くなった人とそっくりである事が判明したのだという。

この男性は現代でも度々目撃されているという。ある時、レーダー事務所が滑走路の一角に正体不明の人物がいることを捕捉。このままでは飛行機の発着が出来なくなるため、空港警察官が調査に出向いたのだが、その場所には誰もいなかったという。

この謎の男の目撃情報についても、はっきりとした結論は出ていない。山高帽の男は今も、事故で亡くしたブリーフケースを探しているのだろうか。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©graceful PIXABAY

 

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